カテゴリー: 自動車 (page 6 of 11)

320. シフトロック解除の仕方がわからない


車のライトを消し忘れて駐車していたため、バッテリーがあがってしまいました。友人の車にブースターケーブルをつないでバッテリーをチャージしてもらうために、駐車場の奥に停めていた自車を人力で移動しようとしました。しかし、シフトレバーが動きません。

「あれ…?」と悩んでいると一緒にいた友人が、シフトロック解除ボタンを押せばレバーが動くことを教えてくれました。しかし、私の車には肝心の解除ボタンが見当たりません。

シフトロック解除ボタンが見当たりません。それらしい蓋はあるのですが…
友人の車にはシフトロック解除ボタンが付いていました

シフトレバー付近にシフトロック解除のボタンが隠されていそうな蓋はあるのですが、開こうとしても硬くて開きません…。試行錯誤したのですが、蓋も開かず結局シフトロック解除の仕方がわからないので、自車を動かすことをあきらめました。最終的に、狭い駐車場の中で友人の車を無理矢理近づけてもらい、なんとかチャージすることができました。しかし、開けられなかった蓋がシフトロック解除に関係する蓋なのかもわからずじまいで、どうも腑に落ちません。

後々、説明書を見ると、その蓋にやわらかい布を当てた上で、ドライバーのようなもので蓋をこじ開け、中に鍵を差し込んでロックを解除することがわかりました。 友人の車とはずいぶん勝手が違い、開け方もわずらわしく思いました。

誤動作を防止するためのフェイルセーフか、もしくは盗難防止、美観のためなど理由は様々とは思いますが、いざという時にこれではちょっと考え物ですよね。

318. 着脱にエンジンキーが必要な給油口キャップ


私の車の給油口キャップは少し変わっています。キャップ着脱の際にエンジンキーが必要なのです。最初はこの方式を珍しく感じていたものの、使っているうちに「何故わざわざキーを使ってキャップの着脱をしなければならないのだろう?」という疑問を感じるようになってきました。

キーを使ってキャップを外します

そんな中、いつものようにセルフのガソリンスタンドで給油をしていたときに、自分が以下の制約の中で行動していることに気がつきました。

  • キャップを外すのにエンジンキーが必要=エンジンを停止させないと給油できない
  • キャップをつけないとキーがキャップから抜けない=キャップをつけるまではエンジンをかけられない

一見、面倒にも感じられるこれらの制約によって、ユーザは自然に「エンジンの停止」と「キャップの装着」という安全に関わる行動に導かれるようになっています。

ガソリンの価格が高騰している昨今、私も含めて価格の安いセルフスタンドを利用するユーザが多いように思います。そのような状況においては、キャップの閉め忘れ等のトラブルを防止してくれる嬉しい装備ですね。

※備考

このような方式の給油口は欧米の小型車に多く見られ、その背景には欧米でセルフのスタンドが主流になっていることが関係しています。ユーザが自分で給油をすることが当たり前の環境だからこそ、安全な使い方になるような方式が自然に使われているようです。

313. 対応付けの悪いパワーウインドウスイッチ


私が普段乗っている車でよくある出来事を紹介します。

この車(1993年製のアメリカ車)はパワーウインドウ類のスイッチが運転席のドアの内側についていて、スイッチが6つ並んでいます。

パワーウインドウスイッチの取付け面
パワーウインドウスイッチ

駐車場や高速道路の料金所の手前から、走行中に窓を開けて料金を支払う準備をしようとすると、LF(左前)を操作してしまい、助手席の窓を開けることがよくあります。

何年も乗っている車なのになぜ間違えてしまうのでしょうか?

いちばん大きな要因は、スイッチが運転席側ドアの内側に、路面と垂直かつ、進行方向と垂直に配置されているため、各窓の位置や進行方向との対応付けが悪いことです。窓を操作する4つのスイッチが、運転席に座ったときの各窓の位置と同じように路面と水平かつ、進行方向と水平に配置されていれば操作ミスは少なくなるはずです。

もうひとつの要因としては、同じ形状のスイッチが同じ間隔で6個並んでいることも挙げられます。パワーウインドウのスイッチとドアや窓をロックするスイッチを分け、間隔や形状を変えたレイアウトになっていればミスをする回数は減ると思います。

一方、下の写真は最近の国産車に多いパワーウインドウスイッチです。 このように、各窓の位置や進行方向と自然な対応付けになっていれば、初めて乗った時でも間違うことなく操作できますね。

対応付けの良いパワーウインドウスイッチ

297. 指の動きで操作できるカーナビ ~SONY XYZ


指の動き(ジェスチャーコマンド)で操作できるカーナビを紹介します。

使い方は簡単で、タッチパネルの画面で、時計回りで丸を書いて地図を広域にしたり、その反対に反時計回りで詳細に切り替えることができます。また、への字(家の屋根?)を書くと自宅に目的地設定されるなど、全部で6種類あり、ナビに関しては3種類、音楽やテレビなどの操作が3種類あります。詳細はこちらで確認して下さい。

画面写真
ジェスチャーコマンドで自宅を目的地に設定する

使い始めた頃は好奇心で地図の縮尺をジェスチャーコマンドで変更してましたが、「広域は時計回り」と「詳細は反時計回り」を覚えられず、次第に使わなくなりました。このナビを使い始めて1年ほど経ちますが、現在使っているジェスチャーコマンドは、「行きたい地点を押して、地図をスクロールする」、「への字を書いて、自宅に帰る」の2つしかありません。地図スクロールはタッチパネル式のナビならできるもので、あえてジェスチャーコマンドというものではないかもしれません。 自宅を目的地に設定する方法は、一般的なナビと同じように、メニューから「行き先」→「自宅に帰る」を押して設定できますが、信号待ちでは短時間で設定できるのでジェスチャーコマンドを利用しています。

せっかく新しい試みとして期待される?ジェスチャーコマンドですが、今のところはこのような感じで使っています。ただし、短時間で操作したいけれど、操作するステップが多く、わずらわしいような操作では、ダイレクトに操作できるので有効です。また、ジェスチャーコマンドは覚えやすいものが良く、その種類が多いとユーザは覚えきれないので、その点を踏まえた改良を期待します。

最後に、勢いよく「への字」を書いてしまい、地図がスクロールする誤操作がたまにあります。

283. どっちがどっち!灰皿とシガーライター


英国製高級四輪駆動車、ランドローバー・ディスカバリーを「いいなあ。欲しいなあ。」と思って眺めていたときに発見したおかしなものです。

運転席内にタバコアイコンのついたフタが2つ並んでいる写真

火のついたたばこのアイコンが書かれている、ほぼ同じ形の四角い物体が並んでいます。凄いですね、灰皿が2つ?世界的に嫌煙運動が叫ばれ、灰皿がオプションのクルマも増えている中、あえて愛煙家の支持を得ようとしたのでしょうか。

引いて開けるのか押して開けるのか、形状による開け方のガイダンスが基本的に不足しているデザインですが、ここは「自動車の常識」的なモデルを応用して、フタをプッシュしてみます。

開きました。

フタが開いた状態の写真

おっ!

灰皿が2つあるのかと思ったら、灰皿とシガーライターだったんですね。

でも全く同じ見た目のものから違うものが出てくると、ちょっとビックリしてしまいます。確かに、シガーライターはたばこを付けるための道具ですからつながりはあるんですが…ちょっと笑えます。イギリス人のジョークと、前向きに理解しましょうか…。

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