投稿者: staff (page 23 of 62)

199. 失敗した写真は安心して消去~CASIO EXILIM


数カ月前に、新しいデジカメを購入しました。(CASIO EXILIM EX-Z3)
 最初、コンパクトで持ち運びやすいところに惹かれましたが、実際使用してみたところ使いやすさのほうにも魅力を感じています。

デジカメは、手ぶれをしてしまった時や構図が良くなかった時に、気軽に何枚も撮
りなおせるところが良いですね。
 失敗しても、のちほど気に入った写真だけを残し、その他は消去できます。

今回は、その消去モードについて紹介します。

まずPLAYモード時に、下キーを押下すると消去モードに入ります。
次に、画面右下の選択肢から「消去」を選び、確定すると消去されます。

EXILIM全体
消去前→消去後

以下に良い点を4つ挙げます。

  1. 各キー近辺に印刷されているマークの色は、PLAYモード時を指す場合、全て緑色で統一されている
     消去モードは、下キーの下部に緑色でゴミ箱マークが印刷されている為、入り口が分かりやすい
  2. 画面の左右に、三角の矢印がついている為、左右キーにて前後の写真を閲覧できることが分かりやすい
     似たような写真が複数ある場合、消去直前にもう一度確認することができる
  3. 選択肢のサイズが大きく、かつフォーカスの色にメリハリがあり見やすい
     フォーカスがあたっている時と、あたっていない時の判別が分かりやすい
  4. 繰り返し消去の操作が、誤操作の心配なく安心して行える
     1枚消去すると、その次の写真が消去モードのまま表示される
     その時、フォーカスはキャンセルに戻される為、間違えて確定してしまっても大丈夫

デジカメは、気軽に写真が撮れるので、ついたくさん撮影してしまいます。
それだけに、写真の整理(消去)が分かりやすく、やりやすいことが大事です。
また、間違って消去してしまうと戻せないので、操作ミスを防ぐ設計も重要だと思います。

198. 思わず「取り消し」ボタンを押してしまう、電子レンジ


電子レンジ
の操作パネルの写真

私の職場にある電子レンジです。一見、何の変哲もない電子レンジ。

あたため時間を設定して、「スタート」ボタンを押す!たった、それだけの操作…

しかし、スタートボタンを押したつもりが、「とりけし」のボタンを押してしまったのです。しかも、何度も…

まず、上の写真のAの部分であたためる時間を指定しました。そして、すぐ右下にあるBのボタンを押したのです。この一連の操作の中で、私は、右上のCの位置の「スタート」ボタンには、全く気づきませんでした。

左上方から、操作していたため、右上のボタンに気づかなかった

その理由は、なんだったのでしょうか。上の写真のように、普段は電子レンジに向かって左側・上方から操作します。私の場合、時間指定をしてから、あたためますので、まずAを操作します。 左側・上方から操作しているため、その視線の先には、B「とりけし」ボタンがあります。そのBの位置と大きさ、なにより、文字の色(赤)をみて、思わず押してしまったのです。

はじめは、「あたため」のボタンを押しているのに、なんで時間設定が消えてしまうのだろうかと思っていたほどです。間違えて、「とりけし」ボタンを押していることにすら、気づきませんでした。

「とりけし」の文字色がピンクなので、あたためと勘違いしてしまう

原因としては、

  • 時間指定のボタンに比べて「スタート」ボタンが上にありすぎる。
  • 「とりけし」ボタンが時間設定ボタンに近い位置にある。
  • 「スタート」ボタンが白色で、あたためるというイメージを感じさせない。
  • とりけし文字の色がピンク色になっている!そのため、「あたため」ボタンだと勘違いしてしまう。

と、いったことが挙げられます。

「スタート」ボタンの下にある「あたため」ボタンを使ってワンタッチで、あたためれば、何の問題もないのでしょう。しかし、あたため時間を機械任せにすることに抵抗がある私としては、ついつい時間設定をしてしまうのです。そんな、わたしには、少々使いにくい電子レンジです。

197. 表示されているのは一番始めのタブ?~Microsoft Excel


会社で、グラフを作成する時等にExcelを使うようになり約1年半の時が経ちました。
しかし、未だに使い慣れずドキドキしてしまうことがあります。

タブが複数並んだ際、操作部の右矢印ボタンを押し、隠れているタブを閲覧します。

そして、そのままセーブした時、問題がおきます。
次にファイルを開いた時に、前半部分のタブが隠れたまま表示される為、気付かないまま作業を進めてしまう可能性があるからです。

何故ならば、タブの形から1番目のタブか、2番目以降のタブが表示されているのかを判別するのは難しいからです。
また、操作部(4つの矢印ボタン)にも変化がないので不安を感じます。

最初のタブが見えている時
セーブ後に開いた時

改善例を2点挙げます。

  • タブが隠れていることを示す変化をつける
  • 操作部に変化をつける
    (例:一番目のタブが表示されている時、一番左の三角矢印はグレーアウトする等)

会社では、人とデータをやりとりすることもあるので、変化がわかりやすく判別しやすいほうがミスを起こしにくいと思います。

196. カーナビGUIにおける言語障壁~外国人の方にカーナビを教えに行ってきました~


先日、弊社の登録モニターの方がユーザテストに参加してくださった時に、「隣に住んでいるドイツ人がカーナビを使っているんだけど、画面の表示もマニュアルも読めなくて困っている。かわりに私がマニュアルを読むんだけど、日本語は読めても機械が苦手で内容は理解できない。」と苦労話を語ってくださいました。

難しい機械の説明を(しかも今回は英語で)かみ砕いて説明してほしい。そいう時こそ使いやすさ研究所突撃隊(仮称)の出動です。  ということで、早速お宅訪問して来ました。相手は30代のドイツ人女性。幸い英語がOKだったのでσ(^^)でもなんとかコミュニケートできました。1時間半ほどあれこれ説明をしてきたんですが、その中で現在のカーナビを外国人が使う上での障壁が色々と見えてきたので、ご紹介したいと思います。

メニュー項目が読めない

彼女はディーラーに頼んで英語での案内に対応した機種を指名買いしたんだそうですが、残念ながらGUIメニューはすべて日本語。まったく読めません。そこでメニューの各項目を1対1で内容を説明しようとしたんですが、彼女達にとっては漢字を“見”分けることすら困難なようで、手元に手書きでノートをとっているんですが、その元の漢字表示を書き写すことができないんです。一生懸命形をマネして書こうとするんですが、結局自分でもわからなくなって、適当にグチャグチャっと書くしかない様子でした。MacOSやWindowsのようなガイドラインのしっかりした環境では字が読めなくても、「上から何番目の項目」という覚え方ができます。ところが、カーナビのメニューはスクロールをするため、その作戦も使いにくいのです。スクロールがループしちゃうようなのは特に厳しいですね。

各メニュー項目にインデックス番号が振ってあるだけで、外国人の方には随分楽なんだろうなと思いました(「1番は目的地設定です」という教え方/覚え方ができる)。

検索方法に制限

名称を入力して検索する方法は、多くの機種では読みを50音パレットで入力します。日本語がわからない外国人には漢字で与えられた文字列をひらがなにすることはできないワケなのでNGですね。また仮に「フルタさん」のように名前を音で知っているケースも、ひらがながわからなければNG。どうせ読み仮名情報をデータベースでもっているので、パソコンのようにローマ字入力もできるようになっていれば救えるケースは少なくはないのかも知れませんね。

また漢字が読めないということは、例え選択式メニューであっても住所検索などが使えないことになります。知人宅を訪問したりするのに、住所のメモをもらったとして、例えそれが日本語で書かれていても英語でかかれていても入力は困難です。メモと画面上のメニューとで漢字を同定することも困難ですし、そもそも日本の住所表記をパージング(都道府県名部分や市区町村部分に分割)すらツラいんでしょう(ご存じのように、カーナビは都道府県名->市区町村名->…というように順を追って選択していく方式)。

電話番号ならヨサゲなんですが、実際問題、プライバシー絡みの問題で、個人宅は収録していない機種や、していても確認で名字の入力を求められる機種がほとんどでこれもダメなんですよね。

また目的地が個人宅以外の場合、やはりジャンル検索とか周辺検索も厳しいですね。各カテゴリにわかりやすいアイコンが付いてると良いんでしょうね。

もちろんカーナビ設計のおいて、日本語の読めない外国人のユーザ・コンテクストを取り込むよりも優先順位の高い要件はたくさんあるでしょう。とはいえカーナビもいよいよ普及期に突入しようかという商品なので、こういったユニバーサルデザイン的な観点ももっと考慮に入れていってもらえるようになると良いなと思う出来事でした。

P.S.
 こういった活動は、我々にとっても道具が使いきれない人達の生の声を聞ける機会という意味で貴重な場です。必ずお伺いできるという約束はできませんが、なにか日常の道具利用で困っていることや疑問に思っていることがお有りでしたらお気軽にお寄せ下さい。

195. 繰り返しマークするツール“リマーキット”の効果


今回は、私達が行ったちょっとした工夫を日記に書きたいと思います。

付箋に日付と時刻を記録したコーヒーメーカー

これは、私達のオフィスにあるコーヒーメーカーです。皆でこのコーヒーを飲んでいま す。朝出社すると既にコーヒーが出来ている嬉しい日もあれば、誰にも触られない悲しい日もあります。このコーヒーメーカー、付箋が貼られているのがわかりますか?ここには、日付と時刻が記されています。コーヒーを入れた人がその時刻を付箋に書き貼り付けることで、いつ入れられたコーヒーなのか、という情報を共有するようにしているのです。

しかしこの付箋、ほぼ毎日、古い付箋を捨て新しい付箋に貼り替えます。また、この画像では見えていませんが、コーヒーメーカーの傍らには、付箋の束とボールペンの入った紙コップが置かれています。ちょっとした情報を共有するだけなのに、ちょっと仰々しいような気がしていました。

そして、今回私達の行った工夫は、というと・・・
 この付箋の代わりに、「リマーキット」を利用してみたことです。


何回でも書いて消せるビデオテープのラベル【リマーキット】。
インクいらずでビデオを何回撮りなおしても大丈夫です!

(ホームページより引用)

このリマーキット、もともとは、ビデオテープのラベル用の商品ですが、一言程度をメモすることができ、何度でも書き直すことができる。しかも、指先ひとつで。そんなところが、まさにこの“いつ入れたコーヒーなのか”という情報を記すのにピッタリでした。

リマーキットに日付と時刻を記録したコーヒーメーカー

このリマーキットなら、サッと消して、指先で時刻を書き込むだけです。もう付箋はいりません。

なんだか、リーマッキットのまわし者のようになってしまいました・・・

ともあれ、このリマーキットを使うようになってから、記入漏れが少なくなった気がします。目新しいツールだから、好奇心をそそっているのでしょうか。本来であれば、人がわざわざ時刻を記入しなくても、コーヒーメーカーそのものに時間の経過がわかるようなインターフェイスがあると良いのですが、今回のように、使うのが楽しくなるようなツールを利用するのも解決策の一つと言えるようです。

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