投稿者: staff (page 15 of 62)

239. 「メロディー」から「鳥の鳴き声」に至るまで~音響信号機


音響信号機について、読者の方からコメントを頂きました。この「音響信号機」とは、目の不自由な方に音で横断歩道を渡るタイミングを知らせる信号機のことです。

コメントは、『以前は「とおりゃんせ」が主流でしたが、新しく設置されたものや更新されたものは「鳥の鳴き声」に変更されています。鳥の鳴き声は、車のエンジン音と混ざると聞きとりづらいです。』といった内容でした。私は、これをきっかけに音響信号機について調べてみよう!と思い立ちました。

確かに鳥の鳴き声と比較し、「とおりゃんせ」のようなメロディー調のものは、音階の幅が広いため騒音の影響が少なく音が聞き取りやすいと思います。ではなぜ、メロディーは普及しなかったのか。それは歌詞の評判が良くなかったからです。

♪ 行きはよいよい帰りは怖い 怖いながらもとおりゃんせ とおりゃんせ ♪

この部分、目の不自由な方にとってはあまり気持ちよくありませんよね。「とおりゃんせの歌では怖くて信号を渡ることができない」という苦情がきたそうです。

こうして現在、「鳥の鳴き声」が採用されています。横断歩道を渡る時の誘導方法も、前後の信号機から交互に音が鳴るように改善されたため、進行方向の確認がしやすくなりました。目の不自由な方が誘導用ブロックのない横断歩道において、進行方向を確認しながら歩くのは困難と想定できるので、良いアイディアだと思います。

また、 スクランブル交差点の場合、中央に差し掛かった時、前後左右4組の音響信号機から対となる音「カッコーとカカッコー」「ピヨとピヨピヨ」が聞こえますが、こちらも少ない音数であるため聞き分けて進行方向を確認することができそうです。

鳴き交わし方式

このことから音響信号機は、音が聞き取りやすく、明るい気分で渡れ、スクランブル交差点でも方向がわかることが重要だと言えます。音響信号機1つにしても様々なことが考えられて、現在の形に至ったことが分かりました。しかし、まだ改善の余地が残されている部分もあるので、上記のポイントを元にこれからも進歩し続けていくことを期待しています。

■コメントを下さった読者の方へ

コメントをいただいてから、日記にするまで時間が空いてしまいすみません。これからもご意見ご感想をお待ちしております。

関連ページ
地域密着街の音研究所
横断歩道にて録音された「とおりゃんせ」「夕空晴れて」のメロディーを聴くことができます。トップページの「街路音」に入るとリンクがあります。

238. 買った後の機能~コンビニ弁当の箱


会社の近くのコンビニで、ちょっと風変わりなお弁当を見つけました。

ファミリーマートのお弁当「和ダイニング わっぱ」

このお弁当箱(写真左)、がっしりとしていて中身が見えないようになっています。

通常、コンビニで売られているお弁当といえば、透明な蓋を通してみえる具が購買欲をかきたてます。その彩り豊かな陳列棚の中で、一見無愛想にも見えるこのお弁当箱、どんなところが良いのか考えてみました。

中身の見えない蓋は、開けた時のワクワク感を倍増させてくれます。何を食べようかと箸が踊りますね。丈夫な箱は、つぶれる心配なく上に物を乗せ運ぶことができます。鞄の底に入れて、こっそりと運ぶことも可能になります。

もちろん、中身が見えないことはたくさんの欠点もあるでしょう。何が入っているのか分からないため、食べるシーンを想像しにくい、加熱処理の按配が確認できない、という点です。しかし、傍らに写真を表示させたり、温める必要のない具材で作ったりすることで、かえって特別感が演出されているようにも感じられます。

食べ物のパッケージデザインは、運搬時や食べる時まで役割を持っています。手にとったら完了となるパッケージではなく、その後の扱いやすさや、おいしく味わうための演出があると、より使いやすい商品となるのではないでしょうか。

237. 乗り換えで迷わない~韓国地下鉄の案内表示


電車の乗り換え、特に東京の地下鉄の乗り換えというと、複雑で難しい印象を受けませんか?お隣韓国ではなかなか気の利いた工夫を行っています。

韓国の地下鉄は”路線カラー”が決まっており、乗り換え案内表示として、ホームからホームへ”路線カラー”のラインが壁に引かれているのです。目線よりも上側にあり、人が多くても見失いにくいですね。

また、「本当にこっちで平気かしら?」と途中で不安になっても大丈夫。ある程度の間隔でラインに進行方向が示されています。それに、狭い通路から広い場所に出た時や、通路が交差してラインが途切れた時でも、柱や壁など目に入りやすい箇所に乗り換えの案内表示があるんです。これならば、初めてその土地を訪れた観光客や地下鉄に不慣れな人でも、安心できます。

ホームでの駅名表示と乗り換え案内表示
壁に乗り換え案内表示のラインがある様子

「乗り換え案内表示のラインが多くて、間違えそう」という心配もありません。韓国の地下鉄では、一つの駅で交差するのは最大三路線なので、壁のラインは多くても二本までというわけです。

実は日本の一部の地下鉄でも、このようなラインを用いて乗り換え案内表示をしているようです。でも、そこでは床面にラインが引かれています。このタイプは混雑しているとラインを辿ることが難しそうですね。 日本の地下鉄乗り換え案内ももう少し工夫して、乗り換えの不安を取り除いてもらいたいものです。

関連ページ
韓国旅行Guidekorea
KONEST>ソウルの地下鉄路線図(リンク先消滅)
::: Seoul Metropolitan Subway Corporation :::(リンク先消滅)
「Train Service」→「Transfer Information」と選択すると韓国地下鉄の駅構内の写真が見られます。

236. 開けると縦置きできなくなる箱~EPSONインクカートリッジ


エプソンのインクジェットプリンタ用カートリッジを買いました。いつもどおり2個入りパックを買ったのですが、どうやらパッケージが刷新されたようです。

新しいパッケージには箱の下部にミシン目がついていたので、そこからフタを開けました。以前は上蓋から開封できたのですが、新しいパッケージは上蓋が接着剤で留められていて開けられなくなっています。

1個をプリンタに補充し、もう1個のカートリッジを箱にしまおうとした時のことです。

上蓋が接着剤で留められているので、ミシン目から開封することしかできない

ミシン目に従い開封すると、箱の底がパカッと開いてしまい蓋が閉まらなくなってしまいます。未使用のカートリッジは、むき出しで置いておくと無くしてしまいそうなので箱に入れて保管しておきたいのですが、底から開封された箱ではどうも収まりがよくありません。

箱を立てて置いたとしても底の部分から開封されているので倒れてしまいます。また、片付けるときなどちょっと移動したときにも、中身が箱から落ちてしまいそうでなんだか心地が良くありません。みっともないし、片付けづらいし困ったものです。

ちなみに、6色インクの箱はミシン目が箱の上部についていて、箱を開けてもその中にしまえるようになっているみたいです。これなら、収まりがよいですね。

6色インクの箱は、ミシン目が上部についていて、開封しても箱として使えるようになっている

6色セットの箱では開封後も箱として利用できるのに、2個入りの箱ではそれができなくなってしまっています。

ミシン目の位置が変わるだけで、使い勝手がこんなにも変わってしまうのですね。ミシン目をつけるなら、位置にも気を配ってほしいなと思いました。

235. 飲み時がわかる紅茶のティーバッグ


たまには気分を変えて、いつも飲んでる紅茶と違うティーバッグを買ってきました。 味が気に入ったので、パッケージを眺めていたら、ティーバッグを浸けておく時間の目安が書いてあることに気付いたのです。

(左:輸入版、右:日本発売版)
(左:輸入版の分数表示、右:日本発売版の分数表示、クリックして拡大表示)

写真左は輸入版で、右は日本発売版です。2つは、表示場所に違いがあります。個人的には、日本版のように紐の先についている方が、パッケージを捨てても時間が確認できて良いと思います。

時間の目安が書かれていると、自分好みの味を作るのに便利ですよね。

自分は、時間通りにティーバッグを浸けて飲んだ時の方がより美味しく感じ、自己満足しています。

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