会議室のテーブルや椅子を移動させてレイアウトを変更したときのお話です。 テーブルを移動させたときに「ギギギギギー」と鈍い音がした経験ありませんか?これはテーブルのキャスターにロックがかかっていることに気付かず動かしてしまったからなんですよね。問題なのはキャスターのロック状態が一目でわからないことなのです。
ロック状態がわかりにくいキャスター |
このキャスターはロックスイッチに「LOCK」「FREE」と書いてあるのですが、遠目では文字が見づらく、しゃがまないとロック状態を確認することができません。 そんなロック状態がわかりやすいテーブルを見付けました。
ロックした状態 | フリーな状態 |
これは色を使って状態を表示しています。赤はロックした状態、青はフリーな状態を示していて、トイレのドアなどで同じような状態表示を見かけたことがあるため、初めて目にした時でもその意味がわかりました。 色で状態を表示するだけでなく、それを身の回りのモノと同じルールにすることがポイントですね。 もちろん、ロックの操作はボタンを押すだけで簡単にできます。スバラシイ。
2006/01/12日 補足
色だけで状態を表示すると、視力の弱い方や色覚に異常を持っている方などへの対応ができなくなる恐れがあります。そのため、色だけでなく文字や記号と組み合わせた表示にすることが望ましいと思います。
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