スシローの注文端末。自分の手が邪魔でメニューが見えない…

写真は回転寿司のスシローの注文端末です。写真のように指でタッチして使うタッチパネル式になっています。ちょうど人差し指が指している辺りがカテゴリーボタン群になっていますが、これの配置がとっても使いづらくて不満だったのでご紹介。

実際の利用場面では、各カテゴリの下に属する個別の商品を探しており、それが見付かるまでは、いくつものカテゴリを行き来することになります。とくに目的の商品が決まっていない時などは全てのカテゴリを順に開いていくということもあるでしょう。その時、押したボタンや次に押すボタンに指をかけた写真のような状態だと肝心の商品情報が見えません。結果として何度も腕を上げ下げしなければなりません。「それくらいで文句たれるとかどんだけ体力ないんだよ」とお叱りを受けるかもしれませんが(笑)、実際やってみるとこの端末自体の高さも微妙に高い場所にあり結構疲れます。回転寿司なので子供やお年寄りだって使います。まぁ、それがどれだけの負担かは個々人に依存するとして、少なくともこのカテゴリ一覧のナビゲーションエリアと個別商品のエリアを上下逆にするだけで解決し、コストデメリットなども特にないんではないかと。下側にあってくれれば、画面の縁に他の指をひっかけて楽することもできますしね。

いかがでしょう、次のシステム更新の時は是非ご一考くだだければと。>スシローさん

同日補足:
競合くら寿司の新型端末も同様なレイアウト

この記事を書いたあとで“くら寿司”に行ったら端末がiPadベースのものに刷新されていました。が、やはりタブが上側に…。GUIやWebデザインの世界では、「人の目線は左上から流れているくのでナビゲーション等重要情報はそちらに置く」みたいな原則があって、それに機械的に従っちゃったんですかね。原則は原則でしかなくて、こういう限られた画面サイズ/コンテンツでは必ずしもこだわる必要はないと思うんですけどね(実際、スマートフォンやタブレット端末のGUIではタブバー等のナビゲーションを画面下に配置する例も多いです)。