47. エレベータの「閉」ボタンの動作


『38. 「閉」はいつまで押していればいいのか』について、読者の方からコメントを頂きました。

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about: 『38. 「閉」はいつまで押していればいいのか 』
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前者のように、「閉」ボタンを押したらボタンの照明が点いて、閉じきったら消える、というように、操作そのものに対するフィードバックが一貫性を持っていれば、自信を持って「閉」ボタンから指を離せるんですけどね。
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の件ですが、「開」と「閉」は、他のものと一貫性を持っていて良いんでしょうか?

安全性や、後に続く人たちの事を考えると、

  • 「開」は即座にレスポンスし、開かなければいけない。
  • 「閉」は安全確認がなされるまで、閉じてはいけない

という、扉のあるべき動作が違うと思います。

もちろん、扉には挟まれ防止機能がついているので、「即座に」閉じてしまっても問題は無いのですが、間違って押してしまった 等も考えると、閉じ始めるまで押しつづけるのが、「他人にやさしい」動作かも知れません。

38.の日記では、「ボタン操作に対するフィードバックの適切さ」を焦点としていましたが、まず「開」と「閉」のボタンがどのように動作すべきか、ということも合わせて考えていかなければ、よいデザインにはならない、ということをご指摘していただいたのだと思います。

この方は実際のエレベータの動作も調べて下さったのですが、現在、エレベータには

  1. 押すと、ランプが点灯し、“開”の場合は開いた後に消え、“閉”の場合には、ちょっと間をおいてから閉じ始め(指を離しても生きている)、閉じ終わるまで点灯しているもの
  2. “開”も”閉”も押した瞬間だけランプが点灯し、どちらも即反応するもの
  3. ランプがつかず、扉の動きだけでフィードバックされるもの

といったタイプのものがあるようです。

これらを踏まえた案(閉ボタンの動作)として、

●佐藤の案

  • 一定時間押し続けないと閉まらない
  • 閉まり始めたところでボタンが点灯する

●読者の方の案

  • 押下時に点灯する
  • 一定時間押しつづけないと閉まらない
  • 一定時間に満たずに離した場合には、消灯する
  • 閉まり始めた後は点灯を続け、閉まりきった後、消灯

という動作を考えてみました。如何でしょうか。

皆さんの周りのエレベータはどうなっていますか?

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『38. 「閉」はいつまで押していればいいのか』

1 Comment

  1. 38. 「閉」はいつまで押していればいいのか

    エレベータの各階のボタンは、押すと各ボタンの照明が点きます。 このことによって、行き先として指示されている階、すなわちこれから止まる階をユーザに伝えている…

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