こんにちは、古田です。使いやすさ日記執筆メンバーとして復帰しました。あらためてよろしくお願いいたします。
復帰第一弾のネタはいつも軽くイラッ☆とさせられる、Amazon.co.jpのアカウントサービスを取り上げてみます。AmazonのWebユーザビリティはよく引き合いに出されるリファレンス的な存在で、確かに全体としてはよくできてると思いますが、個人的には細かいところで色々と不満があります。
まずσ(^^)自身のAmazon利用コンテクストは以下のような感じです。
- 比較的ヘビーユーザ(昨年の決済額は50万円超)
- DVDやBlu-ray、ゲーム、コミックなど予約注文が多い
- ひとり暮らしなので留守時は受け取れない
- 数日~一週間程度不在にすることもある
一般的には未発送の注文履歴って件数どれくらいになるんでしょうね?発売済、在庫有りの商品を注文してすぐ発送されるだけなら、あまりこの画面のお世話になることはないのかも知れません。σ(^^)なんぞは例えばTVアニメのBlu-ray全巻を予約したりするので、発売まで半年もあるようなものがズラリと並びますし、未発送の注文が何ページにも渡ることはザラです(1ページ10件)。
そんな中で、
- あれ?もうすぐ出るこれはもう予約してあったかな?
- 今月はお財布が厳しいので、今月発売のものをいくつか諦めよう
- 出張で留守にする間に配送されそうなものは配送先を変更しておこう
といった利用シーンが発生します。どれも配送予定日(発売日)を基準に注文を探したいわけですが、信じがたいことにAmazonはこれができないのです。
Amazonの注文履歴は大きく、
- 注文日順に表示
- 未発送の注文を表示
2番目にも1番目の結果が含まれるので、1番目で見つからなかった時が面倒! |
のモードがあります。しかし後者であっても注文日順に表示なのは同じで、発送済み商品が省かれるかどうかの違いです(前者は「全ての注文を表示」とすべきですね)。予約商品だと最近注文したかどうかともうすぐ発送されるかどうかは無関係なので、実際にもうすぐ発送される商品を探すのにはひどく効率が悪いわけです。また「注文日順に表示」は実際にはその下のプルダウンメニューで「過去30日間の注文」を選んだのと同じ動作をします(写真)。これがまた困りもので、スクロールしたりページめくったりして目的のものが無かった(31日以上前に注文したものだった)場合、「過去半年分の注文」や「2010年分の注文」を選び直しますよね。するとどうでしょう!また一番最近の注文からズラっと表示されるわけです。さっきと同じ30日以内の注文をもう一度見せられて同じだけページめくって、ようやく31日以上前の注文に辿り着けるのです。どうして最初から全ての注文を表示して、「次へ」でめくって行けるようになってないんでしょう?あるいは、
- 30日以内の注文
- 31日以前~半年前の注文
- 半年以上前の注文
等としてはダメなのでしょうか?
Amazonの利用者のうち、注文履歴が何ページにも渡るようなヘビーユーザがどの程度の割合でいるかはわかりませんが、「ベストセラー」表示をみているとまだ発売が先の予約ものの割合はかなり多い様に感じます。またここで指摘したような点は改善したとしてもライトユーザに不利益をもたらすようなバッティングをするものではない気もします。もう少しヘビーユーザーに対する利便性を向上させてほしいものです。
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