先日、都営大江戸線を利用した時に、改札付近にこのような時刻表がありました。

時計付き時刻表

この時刻表は時計とセットになっていて、 時刻表を見るときに比較対象としたい現在時刻が 一緒に確認できるようになっているのです。 そのため、腕時計を見たり、携帯電話を取り出したり、 近くに時計がないかきょろきょろ見回さなくても現在時刻が確認できるので、ちょっとした手間が省けます。さらに、時計がデジタル表示なので時刻表との比較もしやすいですね。

今回ご紹介した時刻表にみられるように、ユーザができる限り少ない視線移動で必要な情報を確認できるようにするということは、 使いやすさを考える上で基本的なルールと言えます。そのためには、作り手がユーザの振る舞いを考えて必要な情報を組み込むことが重要だと思います。

その後、電車に乗ったのですが、時刻表のある改札からホームまでの距離があり、思ったより移動に時間がかかりました。時刻表にホームまでの所要時間が表示されていると、時間があるのに変に慌てたりせずに済むのでより親切だと思いました。