RPGをしていて、戦闘時の表示スピードが遅いと感じたので、設定画面をのぞいた時の話です。

せってい画面

「せってい」画面の「せんとう速度」は『3』になっていました。そこで、特になにも悩むことなく『5』を選択して設定を終えました。

そして、ゲームを再開すると・・・
・・・設定前より遅くなりました(T_T)
一番速い設定は『1』だったのです。

この「せってい」画面で調整できる3つの項目は音量と速度です。なので、数字の大小に何かしらの量的なイメージを抱かしやすいと思います。

直感的に考えると、数字が大きくなると、音量であれば音が大きく、速度であれば速くなるイメージだと思います。しかし、この「せんとう速度」はそのイメージと逆です。(ちなみに、上の2つは数字が大きくなるほど、音が大きくなるようになっていました。)

一度体験すれば、すぐに望んだ設定にし直すことは容易です。であるからこそ、この記憶は残りにくいものです。数ヶ月後、同シリーズの新作を購入したとき、設定画面が同じUIであったら、また直感的に判断し、同じ間違い起こすかもしれません。

調整する量を数字で示す場合は、その数字がユーザに与えるイメージを考慮し、機能を割り当てる配慮が必要ではないでしょうか。

<おまけ:改善案1>

数字にこだわらないなら、こういったUIはいかがでしょうか。

改善案1