なんの変哲もない普通のエレベータ。何を期待することもなく乗り込み、行き先階のボタンを押そうと操作パネルに向かったその瞬間に目を奪われました。
駆け込んでくる人のために「開」を押してあげたつもりが、間違えて「閉」を押してしまい、嫌がらせの如くドアを閉めてしまったという経験、きっと皆さんもお持ちでしょう。なぜそんな押し間違いをしてしまうのかについては『15.エレベータの開閉スイッチ』に詳しいので参照してください。
さて、今回私が乗り合わせたエレベータでは、判別の難しい二つのボタンに「ふりがな」をふるが如く、「開く」「閉まる」と書いたシールが貼られていました。漢字一文字にはせず、敢えて「送りがな」をつけることで文字数を違えています。シールの大きさにも強弱をつけていますし、四隅のカットも、「開く」の方は丸く、「閉まる」の方は少し角を持たせて、と工夫しています。
見た目を気にしなければ、ちょっとしたアイディアで、案外簡単にユーザビリティを向上させられるってことを教えてくれている気がしませんか?
2006年12月21日 at 3:53 PM
15. エレベータの開閉スイッチ
皆さん、人を挟んだことはありませんか? 血相変えて人が走ってくるものだから、ちょっとした親切心で「開く」ボタンを押して待っていてあげようと思っただけなのに…
2013年8月15日 at 10:28 PM
エレベーターの開閉ボタンよ、いい加減、分かり易くしてくれ!
to the first B / OiMax エレベーターの開閉ボタンは何故あんなに分かり難いのか。いい加減、腹が立って仕方がない。最近、特にそう感じる…