使いやすさ研究所

使いやすさ日記

15. エレベータの開閉スイッチ

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2000214

皆さん、人を挟んだことはありませんか?

血相変えて人が走ってくるものだから、ちょっとした親切心で「開く」ボタンを押して待っていてあげようと思っただけなのに...

どうして、エレベータの開閉ボタンは、押し間違えてしまうのでしょうか?

一つには、時間圧の問題があります。早く押して開けてあげないとしまっちゃいますから、それはもう、慌てるわけです。

もう一つの理由としては、ボタンの表示がいつもわかりにくいということがあります。漢字は表意文字であり、その意味するところを理解しやすいものです。しかし、不幸なことに「開」と「閉」というのは、あまりに似すぎているのです。

また、左右を向いた▲に線が引いてあるアイコンを使用したボタンもあります。しかし、これもぱっと見の印象は似ており、「三角形の向きから扉の動きを想像する」という時間が必要なため、とっさの区別はつきません。(そもそも三角形が方向性を示しているということをまず認識しなくてはいけません)

エレベータの開閉スイッチ

この写真のエレベータは、あまりにお客さんからの苦情が多かったのか、それとも気の利いた従業員の方がいたのか、元々のボタンのアイコンの上に、ガイダンスのパネルが貼ってあります。

しかも、漢字ではなく「ひらく」「とじる」と表記してあり、さらに「OPEN」「CLOSE」と併記してあり冗長性も十分です。(本来は日本語の読めない人のためでしょうけど)

解決法としては、決してこれがベストというわけではなく、様々な方法があるとは思いますが、少なくともこのデパートでは、扉に挟まれて痛い思いをする人も、挟んでしまって(しかもその相手と一緒にエレベータに乗らなくてはならない!)気まずい思いをする人も減ったのではないでしょうか。

皆さんも、エレベータの開閉ボタンで、「これなら間違えない!」というのがありましたら、是非ご一報を。

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