写真は昨日新しく買ったキーボードです(Microsoft Natural Keyboard Pro)。ブットンだ外見をしていますが、人間工学的デザインにより手首に負担がかかりにくいようにとの配慮に基づいています。その昔Appleも同じコンセプトでAdjustable Keyboardというのを作っていました。
さて、IntelliMouse Optical以降、Microsoftのハードウェア製品群を非常に高く評価しているσ(^^)は、キーボードを買い換えると決まった時点で、ほぼMicrosoftの一連のキーボードシリーズのどれかにしよう、と狙いを定めていました。その贔屓目が良くなかったのかもしれません。店頭でキータッチが好みのものであるところまではチェックしたんですが、ひとつ重大なチェック漏れをしてしまいました。
下の写真はMicrosoftが「インターネットホットキー」と呼ぶ、ブラウザをダイレクトに操作するボタン群です。その下がInternet Explorer 5のツールバー。
ボタンの配置が違うぢゃん!!
なんでわざわざ順序を入れ替える必要性があるかな?!
σ(^^)の道具眼もまだまだ修行が足りませぬ。ていうか、普通いちいち並びをチェックしないでも常識的に同じと思いますよねぇ。
Normanは水道のレバー式カランの上下と出水、止水との対応付のように、どちらがより自然か甲乙つけがたいような場合にのみ、ルールを作って統一すれば良いと言いました。σ(^^)もうそう思っていました。個々の場面でそれぞれわかりやすければ、一貫性は必ずしも必要ではない、と。でもこれを見て、仮にちゃんとした必要性があったとしても(例えば実はMicrosoftが詳細なリサーチ行って、「マウスでツールバーを使うときと指でボタンを押す時とでボタンの使用頻度が違って、それぞれに最適化してあるんです」とか)、一貫性による学習負荷の軽減の方が大事な場合があるんだなぁ、と思いました。
この例の場合、ツールバーを使う場合と、ホットキーを使う場合がデバイスこそ違うものの、タスクとしてはすごく似ているものなだけに、頭の中の学習が個々に別れないで互いに転用しあっちゃうのかも知れません。その結果永遠に学習結果を上書きしあうっていうか、あちらを立てるとこちらも立っちゃう、みたいな。
P.S.
下のリンクを張るためにMicrosoftのサイトに製品紹介のページを探しに行ったんですが、ハードウェア製品の情報が見られるリンクがどこにあるのかサッパリわかりませぬ。せっかく「社名をMicrohardにしては?」ってくらい素晴らしい製品をリリースしているのだから(いや、たまには上みたいなチョンボもあるけど)もっとアピールしてもいいのでは?
- 関連ページ
- Microsoft Natural Keyboard Pro
- Microsoftのトップページ (ハードウェア製品の情報を探してみましょう)