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320. シフトロック解除の仕方がわからない


車のライトを消し忘れて駐車していたため、バッテリーがあがってしまいました。友人の車にブースターケーブルをつないでバッテリーをチャージしてもらうために、駐車場の奥に停めていた自車を人力で移動しようとしました。しかし、シフトレバーが動きません。

「あれ…?」と悩んでいると一緒にいた友人が、シフトロック解除ボタンを押せばレバーが動くことを教えてくれました。しかし、私の車には肝心の解除ボタンが見当たりません。

シフトロック解除ボタンが見当たりません。それらしい蓋はあるのですが…
友人の車にはシフトロック解除ボタンが付いていました

シフトレバー付近にシフトロック解除のボタンが隠されていそうな蓋はあるのですが、開こうとしても硬くて開きません…。試行錯誤したのですが、蓋も開かず結局シフトロック解除の仕方がわからないので、自車を動かすことをあきらめました。最終的に、狭い駐車場の中で友人の車を無理矢理近づけてもらい、なんとかチャージすることができました。しかし、開けられなかった蓋がシフトロック解除に関係する蓋なのかもわからずじまいで、どうも腑に落ちません。

後々、説明書を見ると、その蓋にやわらかい布を当てた上で、ドライバーのようなもので蓋をこじ開け、中に鍵を差し込んでロックを解除することがわかりました。 友人の車とはずいぶん勝手が違い、開け方もわずらわしく思いました。

誤動作を防止するためのフェイルセーフか、もしくは盗難防止、美観のためなど理由は様々とは思いますが、いざという時にこれではちょっと考え物ですよね。

319. つまみをめくると即ポテト!~イッパツ開封パッケージ~


残業の唯一の楽しみは、深夜のコンビニ漁り。

空腹を満たすだけでなく、ちょっとした話題となり職場の雰囲気を和ませてくれるのが、新商品のお菓子たちです。ある夜、何の気なしに購入した、スティック型のポテトチップスの新商品。

味もジャガイモのリアルさがあってなかなかですが、それだけではない新しい工夫がされていましたのでご紹介します。

パッケージ写真

通常この手の箱型のお菓子は、外箱のミシン目の帯をめくって蓋をはがすと、さらに中身がアルミ袋で梱包してあるという二重パッケージが主流です。しかしこのお菓子、箱の側面にある“つまみ”をめくり上げていくと、外箱の蓋と中のフィルムが接着しているのか、そのまま中身の梱包フィルムもはがしてしまいました。1アクションでポテトスティックがすぐ食べられる状態になったのです。

イッパツで開封

イッパツ開封と名づけられたその名の通り、一つのごみも出すことなく「イッパツ」でパッケージを全て開けることができました。おなかが空いたときにはうれしい一工夫だと感じました。

またこのパッケージには、開け易さ以外にもこんな工夫が盛り込まれています。

  • 従来のものより間口が広いので、最後の一つまで食べ易い
  • 中のフィルムは不燃物だけど、はがしやすく分別して捨て易い。

開け易さ、食べ易さ、捨て易さ、最後まで良く考えられているパッケージだと思います。

318. 着脱にエンジンキーが必要な給油口キャップ


私の車の給油口キャップは少し変わっています。キャップ着脱の際にエンジンキーが必要なのです。最初はこの方式を珍しく感じていたものの、使っているうちに「何故わざわざキーを使ってキャップの着脱をしなければならないのだろう?」という疑問を感じるようになってきました。

キーを使ってキャップを外します

そんな中、いつものようにセルフのガソリンスタンドで給油をしていたときに、自分が以下の制約の中で行動していることに気がつきました。

  • キャップを外すのにエンジンキーが必要=エンジンを停止させないと給油できない
  • キャップをつけないとキーがキャップから抜けない=キャップをつけるまではエンジンをかけられない

一見、面倒にも感じられるこれらの制約によって、ユーザは自然に「エンジンの停止」と「キャップの装着」という安全に関わる行動に導かれるようになっています。

ガソリンの価格が高騰している昨今、私も含めて価格の安いセルフスタンドを利用するユーザが多いように思います。そのような状況においては、キャップの閉め忘れ等のトラブルを防止してくれる嬉しい装備ですね。

※備考

このような方式の給油口は欧米の小型車に多く見られ、その背景には欧米でセルフのスタンドが主流になっていることが関係しています。ユーザが自分で給油をすることが当たり前の環境だからこそ、安全な使い方になるような方式が自然に使われているようです。

317. ルマンドを美しく食べるために


こちら。皆さんも大好きなルマンド。

みんな大好き!ルマンド

薄くてサクサクとした歯応えがたまらなく美味しいのですが その形状ゆえ、些細な衝撃でも壊れてしまう十代の若者の様にセンシティブなおやつです。

パッケージの「ここからお切りください」に従って開けると…。早くもかけらがぽろぽろ…。あああ…。

あぁぁ…もったいない…。

細心の注意を払いながら食べますが、一口かじるとそれが衝撃となり、どんどん割れてこぼれて、 大変残念なおやつ現場となってしまいます。食べ方の上手・下手の問題は差し引いても、こんなに食べこぼしてしまうのは 「パッケージが縦開封」という点に原因があるのでは、と思いました。

縦開封では…

  • 中身を出そうとすると、どうしても袋を大きく引き裂く必要がある。
    • →袋の中に潜んでいたかけらも一緒に出て来てしまう。
    • →食べるときに、割れるとたくさんこぼれる。

ならば!と、試しにハサミで横方向に開けて食べてみました。

横開封では…

  • 中身を出すときに、袋を大きく引き裂く必要が無い。
    • →かけらは袋に入ったまま。
    • →食べるときに割れてもかけらが袋に溜まり、こぼれにくい。
横に切って開けてみました。食べやすい!

また、横開封にすると「お菓子に直接手を触れなくても食べられる」という メリットもあり、特にオフィスでのおやつタイムには嬉しい食べやすさとなりました。

追伸

ちなみに、横開封を導入したお菓子へのリンクはこちら。

316. 対応するインクが分かりやすい!~EPSONプリンタのパッケージ情報~


インクジェットプリンタで出力をしていたときのことです。インクの残量が少なくなったことを知らせるために、パソコンの画面にこのような「パッケージ情報」というものが表示されました。

パッケージ情報

よく見ると、替えのインク購入時の目印としてイルカのイメージ写真が示されていました。また、「印刷」をクリックすると、このウィンドウをプリントアウトできるようになっています。

プリントアウトしたものを持ってお店に行くと、確かにイルカの写真がパッケージに載っていました。パッケージ全体のデザインとウィンドウに示されている絵が似ているので探しやすいですね。

インクカートリッジのパッケージ

お店で替えのインクを探す際、持っているプリンタの型番を正確に覚えておかないと、間違えてしまうこともありますし、「シアン」や「マゼンタ」など、一般のユーザには馴染みの無い色の名前は覚えにくいこともあります。

でも、「イルカ」であれば、型番を覚えるよりも簡単に覚えられる上に間違いも少ないですし、プリントアウトしたものを持って行けば、インクの色を間違うことも無いですね。

【補足】

「イルカ」以外にどのようなイメージ写真が使われているのか調べてみました。

  • 動物:コアラ、ウサギ、ネコ、ペンギン、リスなど
  • 花:チューリップ、ヒマワリ、アジサイ、パンジー
  • 食べ物:イチゴ、カラーチョコレート
  • その他:色エンピツ、サイコロ、ヴァイオリン
インクカートリッジ対応表

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