我が家の冷蔵庫はしゃべるんです。SHARP製でココロエンジンという機能です。製氷用の水タンクが空になっていると教えてくれたり、単に毎朝挨拶をしてくれたり。メッセージが貯まるとドアのランプが点灯し、その状態で冷蔵室のドアを開けるか専用ボタンにタッチするとしゃべりだします。まぁ面白い試みではありますが、実用性としては微妙で、やたら音量が大きくてびっくりすることもあって、そのうちOFFにしようと思いつつ、そのやり方も説明書をわざわざひっくり返さないとわからず放置していました。

ある朝、ドアを開けると「庫内の温度が高くなっています。冷蔵庫の状態を確認してください。」という聞き慣れないメッセージが。というかそれは一大事ですよ!実際、製氷室の氷は溶け、冷凍庫に滴っていたり、冷蔵庫も10℃以上に温度が上昇していました。そういうことはユーザがドア開けるの待ってないで即時!最大音量で!繰り返し言ってよ!って話です。中の食品がダメになったり床が水びたしになってからじゃ遅いわけですよ。「ココロ」ってそういうことじゃないんですかね、と…

ちなみに結局原因はわからず終い。現在はまた普通に冷えています。故障ではなかった模様。ドアが開いている時は「ドアが開いています」といったりピーピー警告音が鳴るはずなので、それ以外(詰め込み過ぎで吹き出し口が塞がってた?)の理由だと思いますが、そういう診断やアドバイスこそしてほしいものです。