カテゴリー: 公共、住宅 (page 50 of 53)

37. 出られない出口


少し前、とある動物園に行ったときのことです。

この動物園へは、窓口で入場券を購入した後に、トンネルを抜けて入場するようにできています。入場するときには別段気がつかなかったのですが、動物園から出るときにトンネルの手前まで来ると、あれ?二つのドアがあってそれぞれに「入口」(図1左のドア)「出口」(図1右のドア)とあるではありませんか。

動物園の出口
図1

結論から言うとここでは「入口」から動物園を`出る´のが正解です。後で調べてわかりましたが、トンネルに設置されたドアは全てトンネルに対しての「出口」か「入口」かという表示で徹底してありました。

しかし動物園から帰ろうとしている人間にとって、出口から出たくなるのは至極当然の選択のような気がするのですが。

トンネルの中から撮影したのが2、3の写真です。トンネルから出るときの「出口」にはドア以外にも周辺に「出口」や「動物園入口」(図3)と一杯張り紙がしてありました。また反対のドアには「入口」でなく「ここからは出られません」(図2)とあります。

「出口」を裏から見ると 「入口」を裏から見ると
図2

図3

ここでの問題は「入口」か「出口」かということ以上に、なぜ使えないドアに「出口」という案内を行なっているかということです。開かないドアの方には進入禁止マーク(これ自体は免許がない人にとっての認知度がまた問題になるかもしれませんが)などこちらから利用できないことがわかるような案内をつけておけばよいと思うのですが。

1分くらいの撮影中、1組だけ動物園から帰ろうとする家族が通りました。彼らはやはり開かない「出口」のドアの前で数秒間を過ごすこととなりました。

36. 東京駅のコンコースの木の葉


先日(といっても1ヶ月前ですが)、読者の方からこのようなコメントを頂きました。

『東京に出張のたび、「単なるデザインだろうか? それとも、通行方向の誘導表示なのか?」と思ってしまうものがあります。どちらなんでしょう?

東京駅の中央コンコース?の床に、木の葉型をしたタイルが埋め込まれています。で、この木の葉型の一方に、菱形の金属が埋め込まれており、通路の右側と左側で反対方向を向いています。

見ようによっては、矢印の様でもあり、単なるデザインのようでもあり・・・・。歩いている人の進行方向はこの矢印?とは無関係にばらばらなので、誘導表示と認知されてはいない様ですが・・・。』

遅くなってしまいましたが、東京駅で写真を撮ってきました。

木の葉型のタイル 東京駅

確かに、木の葉型の一方に何やら金色の金属がついています。また、ご指摘のように方向性を意図してデザインされているようにも見受けられました。しかし、やっぱり誰もそんなことは気にも留めていないようです。

確かに、駅のコンコースで人混みの中を歩くのは結構大変ですから、階段のように片側通行になっていると楽に歩けそうです。

しかし、現在、これぐらい広いコンコースで進行方向を指示することはまずありませんので、足下の木の葉が実は進行方向を示しているなんて、一般的には想像すらしないでしょうし、たとえ明示的に進行方向を示した(矢印にするとか)としても、やはり有効に機能しないのではないでしょうか。

機能していないのですから有効性もないんですけど、現時点ではこの程度の緩やかな指示で丁度良いのかな、とも思います。まずは初めの一歩、でしょうか。

35. 駅の階段での上手な並び方


毎朝通勤をするとき、駅の階段を利用します。満員電車でいっせいに人が階段に集中するため大変混雑します。困ったモノです。群衆の流れにまかされて階段を上ったり下りたりするわけです。

少しでも早く階段の昇降をしたい場合、群衆の流れをきって、走って、いく人をよく見かけます。幅に余裕がある階段ではその方法が可能です。しかし、余裕がない場合にはそれができません。

そこで、ある本によると「アーチアクション」というはなしがあります。階段を昇降する場合、群衆の行動は図のようなアーチ状に広がっていて、早く階段に到達するには横から割り込む形で並んでいた方が早いと思われがちですが、実は群衆の真ん中で並んでいた方が早いというものです。

アーチアクション

実際に私もTRYしているのですが、結果は、早くもなく遅くもなく。あまり変わらないといったところです。ただ、気分的に優位に階段を利用できるような感じで、ひとりで階段を楽しんでいます???。

みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか?

Continue reading

33. 駅のエスカレーターは右側通行?


東京でJRのエスカレーターに乗る際、右側を急ぐ人の為に空ける(右側通行)が暗黙の?了解です。最近の公共施設では、エスカレーターの右側通行について看板がかかげられていたり、アナウンスがあるなど規則として定着しつつあるようです。

先日大阪へ出掛けて、マナーよろしく左側に立つと、周りの人は右側に立っています。気になって看板を探すとありました!!左側通行じゃないですか・・。(写真参照)

左側通行を示すサイン

新幹線のどの時点から左側通行に変わったのでしょうか。土地ごとの習慣はそれぞれあるとしても、これだけ交通が発達すると周りの人を見ながら「真似」しながら従うよりも、一目で理解できる「サイン」は欲しいものです。左側に立ったらどつかれた・・なんて経験したくないですしね。

「サイン」はエスカレーターの階段の(東京なら)左側に足跡の印刷(立ち止まるサイン)とか、エスカレーターに乗る前に(東京なら)右側通行と明記するなど「サイン」は欲しいものです。重い荷物を持って右往左往しないで気持ちよく移動ができるように、誰が利用しても戸惑わない公共施設にして欲しいですね。

32. バスのアイドリングストップ中の出来事


私は仙台に住んでいたとき、よくバスを利用していました。最近環境問題がさけばれている中で、仙台市の市バスにもその目が向けられるようになりました。それは、「アイドリングストップ」です。

赤信号になるとエンジンを切って、排気ガスが出るのを抑えようというすばらしい考え(いろいろな意見もあるようですが)だと思います。

私がはじめてアイドリングストップバスに乗ったときのことです。アイドリングストップバスということを知らずに山を下っていき、街中に入り信号待ちをしていました。すると突然、バスが止まりました。タイヤもエンジンも。

そのとき、車内はシーン。。。

「ガス欠?故障?」と思いましたが。何の説明もなく約1分後、青信号になる前にエンジンがかかり、普通に走り出しました。

私が故障?と不安に陥った十数秒。なぜ不安になったのでしょうか。

普段つねに揺れている車内、エンジンの音、これらはいつも気にしていないけれども急になくなると不安になります。こんな経験考えると結構あるんじゃないでしょうか。普段気にしてないけどなくなると逆に気になるもの。

それにしても、アイドリングストップは良いことだと思いますが、あの車内の静けさってなんだか逆に、気持ちが落ち着かないものですね。

« Older posts Newer posts »