カテゴリー: 公共、住宅 (page 39 of 53)

181. 自動開閉便座カバーは場所によりけり


最近のトイレはハイテクです。しかしこのハイテクさのために、ちょっと痛い思いをしました。

何がハイテクかというと、便座カバーがセンサーで人を感知して自動で開閉します。これは知っていたのですが、この機能によって思わぬ攻撃を受けました。トイレに入ろうとして内開きの扉を開けて、一歩踏み出した瞬間に、「ばくんっ」とカバーで太股を攻撃されました…結構痛かったです。

ドアから便
器まであまり隙間がない状態の写真
左が入る時、右が入った後(既にカバーが開いている)

写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、扉が便器とかなりスレスレで開きます。

赤矢印:便座が上がる動き 青矢印:人間が入ってくる動き 点線:ドアの動き

入る時は、扉を開きながら体の向きを変えて入る必要があります。 つまり、どこかに体を寄せながら入るのですが、その時には便器にかなり近づいているので、センサーが反応して、便座カバーが開く…

太股なので良かったのですが、これが子供だったらどうでしょうか?お母さんと子供がトイレに入る、という状況はあり得るはずです。小さい子供が先に入った場合、便座カバーが顔面を直撃しそうです。(ものすごく速く開くわけではありませんが、やはり顔に当たったら痛いと思います。)

自動開閉カバーは、ヒーター入り便座の省エネのために、使ってない時はカバーをしようという物ですので、この機能自体はすごく良いと思います。また、「ぱかっ」と便座カバーが開くと、「あなたが来るのを待ってました。ゆっくりくつろいで用を足して下さいね〜」というように、便器が出迎えてくれたような気持ちにさえなるのですが…(私だけ?)

ちなみに、男子用トイレも同じシステムの便器が設置されていましたが、一緒にいた男の友人は普通に「ハイテク〜」と喜んでいました…これは攻撃された私がのろまなのか、たまたま友人が攻撃されなかったのか、はたまたちょっと個室を覗いてみただけなのか…

通常の便座と同じに見える自動開閉便座…見た目で便座カバーが自動開閉機能付きかが分かると、使う側も心の準備ができて、トイレに入れるのではないでしょうか。 しかし私としては、個室の広さとドアの開閉の半径を考慮した場合、通常の便座でも良かったのではないかな、と思ってしまいました。

176. どっちが表?~ホテルのカードキー~


カードキーを採用しているホテルは、ここ最近だいぶ増えてきました。キーホルダーに部屋番号が書かれた従来の鍵と比べて、持ち運びしやすく便利になりました。以前、京都に宿泊した際に、鍵を開けるのに手こずったカードキーを紹介します。

上の写真はカードキーの『表面』で、ホテル名と矢印、「この面を上にして矢印の方向へお入れください」という注意書きが記載されています。

次の写真は『裏面』で、カードキーの利用案内、部屋番号、到着日、出発日などの情報が記載されています。

フロントでチェックインして、カードキーを受け取り、部屋に入ろうとして鍵を開けようとするが、なかなか鍵が開きません。何度もトライした結果、カードの『裏面』を挿入していたことに気づき、やっと部屋に入れました。

以下に重要な問題点を順にあげてみました。

  • 『裏面』に部屋番号などの重要な情報が記載
  • フロントでカードキーの『裏面』を上にして渡されたこと
  • カード挿入口に『裏面』でもカードキーが入ること
  • 『裏面』を挿入しても緑ランプが一瞬だけ点灯するインジケータ
  • 区別がつきにくいカードの『表面』と『裏面』
  • 矢印が目立たない『表面』のデザイン
  • フロントでの鍵の開け方のアナウンス不足
  • ホテルの廊下の照明では、カードに記載されている字が見にくいこと

同行者も鍵を開けられず、フロントに電話して鍵の開け方を聞いたそうです。また、鍵を開けられずに困っている人を見かけました。勿論、開け方を教えてあげました・・・。 このホテルでは、部屋の鍵を一発で開けられた人がどの位いるか、興味津々です・・・。

その後、泊った別のホテルのカードキーは、『表面』に部屋番号が書かれていたことと、京都で失敗した経験から迷わずに鍵を開けられました。残念ながらカメラを持参してなかったので、写真を撮れませんでした。

174. 動く歩道の手すりにドット~一人分のスペース?


先日、ビックサイトへ展示を見に行きました。あの大きな展示会場を回るのは、本当 に大変。動く歩道(平面エスカレーター)には大分救われていますね。

その動く歩道に乗った時、手すりにドットを発見しました。黒い手すりに10mm程度の白丸が点々とついています。

ドットがつい
た手すりの画像

これは、いったい何のためでしょうか?

動く歩道に乗って周囲を見渡すと、なんとなくドットを頼りに人が立っているようにも思えます。

私は階段状のエスカレーターに乗る場合、前の人との間に一つ段を空けるようにしています。前の人とぶつからない程よい間隔だと思っているからです。そのため、このドットを見たときも「1区間に一人でちょうどいいな〜」と無意識に思ってしまいました。

このドットは一人分のスペースを表しているのでしょうか?

それとも、「動いています」という状態を分かりやすくするためのものでしょうか? さもなくば、長さを測定する基準点???

どなたか、このドットの目的をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

2003/9/4日補足

ビックサイトでドットを採寸してまいりました。
  間隔=600mm
  ドットの大きさ=8mm
 ちなみに、左右のベルトでドットの位置はズレている箇所もありました。

172. 外観を損なわない六本木ヒルズのガラス壁


皆さんは、ガラス壁に衝突防止シールが貼ってあるのをご存知でしょうか?

こちらは、六本木ヒルズのガラス壁です。ガラス壁の視線の高さには、衝突防止シールが貼ってあります。

一見、ただの丸が並んでいるようですが、よ〜く見てください。

6つの輪が並
ぶ衝突防止シール

何気なく、CIの基調となる「6つの輪」を、使用しているではありませんか!

6つの輪が基
調の六本木ヒルズのCI見本
6つの輪が基調の六本木ヒルズのCI見本

ガラス壁に、衝突防止シールを貼るというのは既に行われていることですが、これは、外観のデザイン性に配慮しながら、衝突防止の役割も上手く果たしている例です。

他のガラス壁も探してみると、恵比須ガーデンプレイスでは以下のようなシールが貼ってありました。

鳥や波のマ
ーク入り恵比須ガーデンプレイスの衝突防止シール

このように、機能と装飾を兼ねたモノは、良いと思いませんか?

以下、参考にしたHPがあるので紹介します。

「ユニバーサルデザイン建築ガイドライン」

熊本県が作成しています(以下、引用)。

ガラス面への衝突防止への配慮

 出入口扉などの大きなガラス面には、衝突を防止したり、万が一破損した場合にもケガをしないようにするために、デザイン性に配慮し、視線の高さへのシールの貼り付け、手すりや枠の設置、飛散防止フィルム等の使用を行う。

171. 上からも下からも使いやすいUD的自動販売機


私が毎日利用しているあざみ野駅(東急田園都市線)で見つけた自動販売機を紹介します。俗にいう“UD的”自動販売機です。

私は身長160cm、体育会系(昔)なので、自動販売機をあまり不便だと感じることはありませんでしたが、この自販機を利用した後、「あれ、いつもみたいにしゃがんでないな〜」とほんわか温かい気持ちになりました。

いくつか特徴的な部分があるので、簡単にポイントを挙げてみます。

自動販売機の全体像と各ポイントのアップ画像
  1. しゃがみこまずに飲み物がゲットできる取り出し口。
  2. 届きにくい最上段を下の方でも選択できる、もう一つの選択ボタン。
  3. 立っていてもしゃがんでいても、出てきた商品を確認できる取り出し口の窓。
  4. 一度にコインを挿入/取り出しできる大口のコイン口。
  5. 大きくて扱いやすい返却レバー。
  6. 車椅子も近づきやすい取っ手。
  7. お財布や小さな荷物を置ける台。

見所満載です。

しかし、残念なところもいくつかありました。

結果的にボタン数が多くなってしまったことや、最上段にふられた番号が商品のイメージを壊してしまっていることなどです。

ユニバーサルデザインって、こういう問題を魅力的なデザインによって解決すること なんでしょうね。なかなか難しいですが。まずは、使いにくさを軽減したこの自販機にエールを送りたいと思います。

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