写真はタコ焼き本体を電子レンジにかける前に外し忘れ、無残にも破裂してしまったマヨネーズの写真です。
マヨネーズは赤いテープで本体にとめられており、そのテープには「レンジにかける時は取り外して下さい。」と書かれています。一般に赤色と言えば「目立つ色」の代表格と思われがちですが、この時はまったく目に入りませんでした。
気付かなかった原因はいくつも考えられます。マヨネーズ袋自体にも赤いラインが入っており、なおかつテープと同じ角度に傾いていて、ゲシュタルト心理学でいうところの図と地の分離が比較的弱まっていた点や、σ(^^)がその時、何か他に心を奪われていて注意散漫になっていた可能性などなど。
この事例は、実際に利用される文脈や周りの状況を考慮に入れずに「目立たせたいなら赤色を使いましょう」といったガイドラインを制定したり採用したりすることの不十分さを表していると言えるのではないでしょうか。
ちなみにこのコンビニのレンジの横には清掃用のスプレーと雑巾が置かれていました。やっぱり同じことしてマヨネーズ無しの味気ないタコ焼きを食べるハメになった人が多いんじゃないでしょうかね。
私、ボールペンで書いたものを消すのに、修正テープを使っています。あれって便利ですよね。乾くのを待たなくて良いし。
で、今は下の写真のものを使っています。
これがマイ修正テープ
ところが、最近同僚から同じものを借りたんですが、なんとキャップが引っ込んでいるんです。最初は壊れているのかと思いましたが、使ってみるとこれが実に使いやすい。ずれないし確実にテープが出てくる!!
そうなんです、実は今まで私は(半年間も!)キャップを引っこ抜いて使っていました。(なんか使いにくいなぁ、とは思っていたんですけど……)
こう押し込んで使うんですね
一旦気付いてしまうと、確かに押し込んで使うための機構がいろいろと見えます。しかし今までの私には押し込むというアフォーダンスは全く伝わらなかったんです。それどころか、あと5〜6mm引っ張れば抜けるなぁ、と考えてしまったんですね。
全てが見えすぎてしまうのも考え物ですね。
コンビニampmの「もりもり俵むずびセット」(¥400)を買うと、しょうゆとソースの両方が小さなボトルでついてきます。このふたつ、最初はフタの色が赤と黄色という恣意的な色で分けられているだけで不便だと思ったんですが、よくよく調べてみると、側面に「しょうゆ」と「ソース」と書いてあるばかりではなく、しょうゆには点字まで入っていることがわかりました(すみません。写真撮る前に紛失しました)。
ひとしきり感心したり同僚に見せてまわった後(^^;)、なんでソースの方には入っていないんだろうという疑問が湧きました。どうせ「ソース」という文字は型で出しているので、点字を追加してもコスト的に変わるとも思えません。そこで、これは積極的にこうしてあるのではないかという仮説を立ててみました。
つまり目の不自由な方々の中における点字の識字率は一般に考えられているよりもずっと低いことを考慮して、むしろシャンプーボトルのギザギザ的な使い方を想定したんじゃないでしょうかね?点字が読めない人でも、片方はツルツル(片面に「ソース」とは書いてある)、片方はブツブツ(と「しょうゆ」)であれば区別がつきやすいはずですよね。
事情通の方からの情報求む。
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