カテゴリー: パッケージ (page 28 of 30)

189. 化粧品、パッケージの統一しすぎは分かりにくい!


最近肌荒れが気になる私は、化粧品をファンケルさんに変えました。いろいろあるんですよ。女の子には。というわけで、化粧水とファンデーションを百貨店へ買いに行きました。

ところで、ファンケルさんの店舗ではお客さんが商品を自由に選べます。百貨店の化粧品コーナーでこのスタイルは珍しく、通常はサンプルをお客さんが見て、店員さんに商品を選んでもらうのですよ。

さて、商品を選ぼうとして、「う!」と固まってしまいました。ファンデーションの種類と色を覚えてなくて、どれだか分からないのです。パッケージを頼りに選ぼうにも、統一感を出すためか、コンパクトケースなどの小物にも大きさが違うだけの同じパッケージが用いられてて、余計分かりません。結局、購入履歴を店員さんに調べてもらい、商品を選んでもらいました。

さて、お家でほくほくしながら開けてみると、パッケージの裏側に「○○○パウダー」と、小さく書かれているじゃないですか。ぎょっとしてくまなく調べましたが、どう見てもパウダー…

下の写真はファンデーションとパウダーのパッケージです。そっくりでしょ?色は微妙に違うけど、一個だけ渡されたらこれじゃわかりませんよ〜しかも、パウダーの文字は裏面にしか書いてないから、よけい気づかなかったんですよ。

左がパウダー、右がファンデーションのパッケージ

ちゃんとファンデーションと伝えたのに! 手渡された時に気づいていたら!パッケージが似ていて分かりにくいのが悪いんだ〜と一人で悔しがりました。 実はコレ、2度目なんです。前回もやっぱり似たようなパッケージで、どれだか分からずに「あった!」と思って買ったら違ってたと…

パッケージを統一すれば生産コストも下がるし、統一感でブランドイメージも出るでしょう。でも、商品を手に取るのがお客さんの場合は、パッケージデザインで商品の違いが分からないと、すごく選ぶのに苦労します。

どうやらこのブランドは変わるらしいです。その時はパッケージも分かりやすくステキな感じになることを祈って、しつこくファンケルさんに買いに行こうと思います(笑)何だかんだ言っても好きなんで。

179. 縦に並べてください!~肉巻きポテト


長い方に2本
ずつのトレイが3列になっている小分けトレイの写真

写真は我が家の定番、あけぼのの冷凍食品「肉巻きポテト」です。昨今の冷凍食品は、20世紀末の大発明、小分けトレーにより洗い物を増やさず少量だけチンして(゜д゜)ウマーです(エコロジーではない気はしますが…)。

なのですが、どうもこの肉巻きポテトだけはトレーの切り方がイケてない気がするんです。具体的には、写真のように横方向に2個ずつ並んだトレーが3列という仕切になっています。これの問題点は、

  • 1列取り出すのに、一旦ほぼ全部を袋から出す必要がある。
  • 3個ずつ2回に分けて食べられない(弁当のオカズではないので、2個ではちと寂しい)
  • 電子レンジはターンテーブルの内周と外周で暖まり方が違うので、この形で真ん中に置いてチンすると、頭と尻尾(?)で温度差ができそうでイヤだ。

などです。

一本一本を縦向きにして横に6つ並ぶようなトレイ配置にし、個々にミシン目を入れてくれれば、必要なだけ袋から露出させればトレイが切れるし、2つずつでも3つずつでも食べられるし、均一に暖まる配置でターンテーブルにセットできるしと全て解決すると思うんですが、どうでしょうね。>あけぼのサマ

微妙にパッケージが細長くなるかも知れませんが、「中身が少なく見えてイヤだ」とか、流通上の問題とかあるのかなぁ。せめてこの配置のままでもいいから、全トレイをパージ可能にしてほしいです。

2005/9/20日補足

久しぶりに買ってみたら全トレイが個別パージ可能なように改良されていました(レイアウトはそのまま)。ありがとう、あけぼのさん!

170. ラベルをはがしやすくするためのラベル


最近は自宅でも職場でも、積極的にゴミの分別をするようになりました。「みんな分別なんかしてないよ、自分一人がやったからって・・・」という甘い考えは捨ててみました。

みなさんはペットボトルの分別方法はご存じですよね?キャップをはずして・・・ラベルをはがして・・・ベコッと潰しますね。僕はこの過程でとってもイライラすることがあります。

 ラベルをはがす切り口が見つけにくいんです!

ペットボトルには、ラベルをはがしやすくするためのミシン目が施されているのですが、これがとっても見つけにくい。ペットボトルをぐるっと一周探さなくてはならないなんてこともよくあります。これでは気軽にラベルをはがすことができず、「分別して地球にやさしくなろう」なんて気も失せてしまいそうです。

そんなとき、何気なく買った麦茶のペットボトルに便利な表示を見つけました。

「きりくち→」と切り口のミシン目に書いてあるじゃないですか!かなり地味に表示されていますが、これなら簡単に切り口が見つけられます。

ちょっとした工夫なんですが、正しく分別する人は増えるんじゃないかと思います。ラベルの切り口が見つからないがために「めんどくさい」と頭にきてラベルがついたまま捨ててしまう人もいるでしょうから。

「リサイクルにご協力ください」なんて表示をするのも良いですが、捨てる人のことを考えた「捨てやすいデザイン」を少しでもする方が、正しく捨てる人は増えると思います。

143. 縦型パック菓子の2段階の開け口


「焼もろこし つぶ とっちゃいました」のパッケージ写真

写真は、最近増えてきた縦型パック菓子の切り口です。開け口が上下2箇所に設
けられていて、ある程度中身が減ったら下側の切り口で上部を切り取ってしまうことで
、底に残った中身をとりやすくします。結構色々な商品がやっているので、どこが元祖
かは知らないんですが、これは秀逸ですよね。

時々、「いきなり2段目をあけても平気」な、ちょっぴり納得がいかないモノもありますが…

142. 視覚障害者対応?~牛乳パックの切り欠き


切り欠きの写真

引き続き日用パッケージネタです。明治乳業の新製品「おいしい牛乳」の紙パックの口に写真のような切り欠きがあるのを発見しました。

調べてみたんですが、これって、テレホンカードや電車などのプリペイドカードと同じで、視覚障害者の方が手触りで何の紙パックか識別できるように、「牛乳」に対してつけることが昨年12月から牛乳業界全体で導入が決定したのを受けたものみたいですね。元々、生協がやっていたものだとか。

順次導入ということなので、今日まで気付かなかったのは、まだ未対応のパックが大半なのかも知れません。家でリサイクル待ちのパックを調べてみましたけど、他には見あたりませんでした。

最近は野菜ジュースやポタージュスープなど様々なものが同じ1リットル紙パックで売られていますので、こういった配慮は非常に有意義ですね。他ブランドも早く実施していただきたいものです。

そういや、最近、自動車用のクーラント液やウォッシャー液も紙パックのものが多いですよね。こういうのって誤飲事故になった例とかないんですかね(微妙に縦横比など形状が違う?)。「牛乳である」って情報も大切ですが、「飲み物ではない!」ってことが明示されることも大切かと。

関連情報としては、お酒の紙パックやビンのフタに点字をつけることが急速に広まってきているようです。σ(^^)はお酒飲まないので知りませんでしたが、点字を打ちやすいからか缶は以前からついてたそうですね。

他にも様々な商品に点字がつき初めてきているようです。2点目の参考記事をご覧下さい。

関連ページ
紙パック入りのカーケミカルの例(リンク先消滅)
点字表示日用品にも(日経新聞引用)(リンク先消滅)

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