カテゴリー: パッケージ (page 17 of 30)

443. きれいに開封できる封筒


私は、絵に描いたようなモノグサな性格で、しかも不器用です。そのためか、我が家に届く封書は、不幸なことに毎回とんでもない姿で最期を迎えることになってしまいます。

ビリビリになってしまいました

たまに、気が向いたときは、ハサミで開封するのですが、今度はなんと中身ごと…

アッー!!

そんな我が家に、先日、選挙のお知らせが届きました。この封筒には、「ここからお開けください」という指示とともに、ちょうど指の大きさくらいのツマミがありました。

ツマミがあります

このツマミを引っ張ると、左右のミシン目に沿って封の部分から開くことが出来ました。

手だけでキレイに開封できました

ほんのちょっとした工夫ですが、封筒がキレイに開封できたので、モノグサな私も投票に行こうという気がますます強くなりました。

440. 適量が取りやすいへら


突然ですが、皆さんはさくらんぼ1個分や、パール1個分と言われてピンときますか?私はさくらんぼも、パールもイメージする大きさに個人差があり、わかりにくいのではないかと思っています。実際に、職場で「さくらんぼの実を実物大で描いてみて」とお願いしたところ、やはり驚くほどのばらつきがありました。しかし、化粧品の取扱説明書を見ると、結構この手の表現があるのも事実です。

私が使っている化粧品にもまさに同じ表現がありました。『朝はパール2個分、夜はさくらんぼ1個分を取り分けて使用してください』と書かれているのです。初めのころは自分の感覚ですくっては、「多すぎたかなぁ」と思いつつ使っていました。そんなとき、使用しているへらのデザインが気になり始めました。

ある朝、寝ぼけてへらの幅が狭いほうを使って気がついたのですが、そちら側ですくうとなんとなくパール1個分で、逆の幅が広いほうを使うとさくらんぼ1個分の量に等しい気がしてきたのです。 

写真1:朝は幅が狭いほうを使っています
写真2:夜は幅が広いほうを使っています

早速、使いやすさ日記のネタにしようと思った私は、念のためメーカーに問い合わせてみることにしました。その回答はあっさり『朝も、夜も幅の広いほうを使ってください』とのことでした。

そこでこんなへらのデザインはいかがでしょうか?

幅の狭い方ではパール2個分をすくえ、反対側の広い部分ではさくらんぼ1個分をすくえるようにしてみてはいかがでしょうか?さらに朝と夜とがわかりやすいように太陽と月のイラストで視覚的にデザインしてみてもいいかもしれませんね。 

写真3:幅の広さと使う時間の対応がわかりやすい

434. 素敵なお弁当カップ


私は料理が好きなので会社のお昼にはいつも手作りのお弁当を持っていきます。お弁当を食べ終わった後に残る紙製のお弁当カップを捨てに行くとき、毎日のことだし、このカップ捨てるのもったいないな、何とかできないかなと思っていました。そんなとき、素敵なグッズを発見しました。ご紹介するのは、お弁当のおかず入れやお菓子作りに使えるシリコンカップです。

シリコンカップ

実際に使ってみて、一番紙製のカップと異なり素敵だなと思う点は、洗って繰り返し使えることです。シリコン素材自体汚れがつきにくいこともありますが、柔軟性もあるので、裏返しにして細かいひだも簡単に洗うことができます。また耐油性が高く、臭いもつきにくいため、繰り返し使っていても特に気になることはありません。

そのほかにも、汁気がしみ出さずかさのあるおかずを入れても型くずれしにくいので、お弁当を開いたときの見栄えよく、これも素敵だと思います。

盛りつけた様子

ささやかなエコ意識で購入したシリコンカップですが、実際に使ってみると使い勝手も良い商品でした。

431. お行儀のいい鳩サブレー


お世話になった方から菓子折りをいただきました。

いただいた「鳩サブレー」

ご存知、鎌倉名物「鳩サブレー」。

こういった折りに入ったお菓子は贈り物として利用されることが多いかと思いますが、いざフタを開けてみると中身が無残な姿に!なんてことになっていたら、どうでしょう、受け取った方はもちろん、贈った方もがっかりです。

鳩サブレーは、「ハト」を模した独特の形をしているので、どうしても袋の中ですわりが悪く、ハトがジタバタしてしまいそうです。
しかし私のもとに届いたハトたちは、みんなそろってお尻をくっと上げて、お行儀よく並んでいました。お行儀のいい理由・・・それは袋を開封する時になって気づきました。ハトのお尻の下あたり、そこのビニールがわずかに留められていたのです。 

ビニールが圧着され、おさえの役割を果たしている

この「おさえ」によって運搬中のハトのジタバタが抑えられ、さらにハトが一番かわいく見える姿勢をキープできているようです。そういえば箱のイラストともそっくりですね。もしヒビが入ったとしても、カタチだけはくずしたくない。作り手のこだわりが伝わってきます。

贈り物をする時、贈り主は、お店できれいに包まれた状態は確認できても、届いた後のことまでは確認することができません。
「ちゃんと形がくずれずに届いたかしら?」と心配する気持ちを、小さな「おさえ」がひそやかに受け止めているようです。 

422. ビリッと裂けばベタベタ知らず!モスチキンの包み紙


たま~になぜか無性に食べたくなるファストフード。その中でもモスバーガーのモスチキンは割とよく食べるのですが、この包み紙、ちょっと変わった作りになっているんです。

フライドチキンと言えば、細い部分を持ってかぶりついて食べる、というスタイルが一般的ですが、手が油で汚れてしまい、それで敬遠してる人もいるかと思います。普通なら紙ナプキン等で細い部分を包んで食べるのですが、それだとその部分を食べる時に、紙ナプキンが肉にくっついてしまったりして、実に食べにくいですよね?その点モスチキンは、よく考えられているなと常々思っていました。 

一見ただの紙袋が・・・ ミシン線に沿って裂いていくと・・・ 持ち手に変身!

写真のように、チキンが入れられた包み紙には、中央のあたりにミシン線が入っていて、それに沿って袋を裂いていくと二つに分かれます。そして、チキンの細い方の袋を持って食べれば、手を汚さずに食べられるのです。ちなみに、先ほど裂いた片割れを使って逆の部分を食べれば、一本丸々きれいに食べることができてしまいます。

紙袋にただミシン線を入れるという簡単な工夫で、元々の包み紙の役割と、手を汚さずに食べられナプキンとしての役割、実に一石二鳥ですよね。 

たまには失敗することも お菓子の箱の一般的な開封方法

ただ、一つ残念なのは、ミシン線が一本しか入っていないため、写真のようにうまく裂けないことがあるということです。もう一本入れてお菓子の箱のような開封にすれば、もっと確実に裂けるような気がします。

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