今年から晴れて社会人となり、Yシャツに袖を通す機会が増えました。このため、クリーニングに出す機会も増えたのですが、困ったことにクリーニングから帰ってきたYシャツが、半袖か長袖かわからなくなっていました。この問題は、季節の変わり目に発生します。
クリーニングされたYシャツは、アイロン掛けされビニール袋に詰められるため、袖の長さを確認できません。色柄が似ているときはもうお手上げです。忙しい朝からYシャツと“にらめっこ”です。意を決して袋を開けようと試みますが、袋を一度開けるとシワが付きそうでためらってしまいます。
袋から開けた後のYシャツ |
「Yシャツの柄と種類ぐらい覚えて当然」これも社会人の常識なのか、と感じ始めたある日の朝、肌寒くなってきたので長袖のYシャツを選ぼうとしましたが・・・。
特に柄が似ているため半袖か長袖かわからない |
「しょうがないか」とビニール袋を破ろうとしたそのとき、襟元の「半袖」という表示が目に飛び込んできました。
ありがたき半袖タブ |
この「半袖」というタブ。いつもと違うクリーニング店に出したYシャツに付いていました。これなら袋を開けなくても一目瞭然です。
新品のYシャツには、このようなタブやシールが付いていて、容易に半袖か長袖かがわかります。しかし、行き付けの店のクリーニングには、このタグが付いていなかったためわかりにくかったのです。また、私の持っているYシャツは、好みのものや流行りのものを選んでいたせいか、似たような色、柄ばかりになっていて、さらにわかりにくくなっていました。でも、この「半袖」タブは半袖か長袖かをわかりやすくし、“にらめっこ”に決着をつけてくれるありがたい工夫だなと思いました。
私もこの「半袖」タブを見習い、ちょっとした配慮のできる社会人を目指したいと思います。