カテゴリー: その他 (page 18 of 30)

403. なくならない予備ノズル


会社で使っているスプレーのり。 キャップに何やら青いものが・・・ 

 会社で使っているスプレーのり (※青いのがノズル)

よく見てみると、予備ノズルがキャップに埋め込まれているではありませんか!

スプレーのりは液体に粘性があるため、ノズルが詰まると上手くのりが出なくなってしまいます。そのため、予めノズルの換えが用意されているのです。こんな風にキャップに埋め込んであると、使うときに邪魔にならない上になくなりません。また、「キャップの天面」という使用時に必ず見える場所に設置されているため、いざ交換という時にも予備のノズルにすぐ気づけます。 

キャップ裏より指で予備ノズルを押すと外れる

さらに、指で押し出すだけで簡単に取り外せるので作業中でもスムーズにノズル交換できます。 ユーザの使用状況や行動がよく考慮された、痒いところに手が届くパッケージだなぁと思いました。

初出時、当日記番号に別の日記の内容が表示されておりました。お詫びして訂正させていただきます。ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。(古田)

400. “安全ストック” の巻


先日、スポーツ用品店のスキーコーナーをぶらぶらしていたときのことです。おもしろい仕組みのストックを目にしたのでご紹介したいと思います。

このストック、LEKIというブランドのストックなのですが、グリップ上部にトリガーシステムという独自の仕組みがなされており、手につけたストラップ部とストック本体がワンタッチで着脱できるようになっています。

ジョイントパーツつきのバンドを手に装着する
グリップの差込口とジョイントパーツをあわせて
奥まで差し込む
装着完了
グリップ上部のグレー部分がボタン部
ボタン部を押す
ジョイントが開放される
引き抜くとグリップと手が離れる

リフトに乗る際や、ブーツの金具を調整したいときなど、通常のストックでは、そのたびにストラップから手首を抜いていたような場面でも、このストックなら、グリップ上部のボタンを押すだけでスムーズに手からストックを切り離せます。

また、トリガー部分に上方向への無理な力がかかると、ストラップとグリップが自動で外れ転倒時に腕を怪我するリスクを減らしてくれます。
スキー板とブーツを止めていたビンディングには、開放値による安全性確保の機能がありましたが、ストックにもこの商品のような安全性を考慮したシステムが備わっているのを初めて知り、とても感心しました。

今年の冬は、このストックで気持ちよく怪我のないシーズンにしたいと思います。 

399. 野菜をフライパンに入れやすいまな板


先日、友人宅で食事会をしたのですが、その友人がとても変わったなまな板を持っていました。
そのまな板にはなんと折り目が付いており、その折り目に沿って折るとまな板がちりとりのような形状になるのです。この形状により、まな板から直接食材を鍋やフライパンにすべらせて投入することができるというものでした。

まな板の使い方

面白そうなので使わせてもらうと、ただ奇抜なだけでなく、よく考えて作られていることが分かりました。

まず、切った食材を鍋へ移すためにまな板の取っ手を握ると、まな板が自然にちりとり状になります。そして食材を移し終え、再び食材を切るためにまな板を平らに直すと、取っ手が斜めに浮いて掴みやすい状態で保持されます。この仕組みのおかげで、食材を切って鍋に移す動作をスムーズに繰り返すことができます。 

取っ手を握ると折り曲がる
平らにすると取っ手が斜めに浮く

これなら、スピードが要求される料理にも、十分対応できそうです。奇抜でありながらも使いやすさを確保したこのまな板に感心させられました。


《製品サイト》
Jpseph Joseph(http://www.josephjoseph.com/product_full.asp?cat=16

396. 味でマッピング!~沖縄料理店の泡盛メニュー


先日、久々に会う友人といっしょに新宿の沖縄料理店に行ったときのことです。「せっかく沖縄料理なのだから、お酒は泡盛を飲もう!」ということになりました。しかし、私はそれほど泡盛に詳しくないため、店員さんにお薦めを聞こうかなぁなどと思いながら何気なくメニューを眺めていると、裏表紙に一風変わった表現のページを見つけました。

実際のメニュー(クリックで拡大)
メニューの模式図

このメニューは、縦軸と横軸それぞれにお酒の特徴となりそうなキーワード(強い・熟しているetc.)を配置した銘柄マップになっています。例えば、私はクセの強いお酒が好きなのですが、そのような泡盛を飲みたい場合には、このマップの右上の方にある銘柄(春雨・かねやまetc.)を注文すればよいわけです。

1つ1つの銘柄について特徴やコメントが書かれているメニューはよくありますが、このメニューのように簡単に銘柄を比較できるわけではありません。なので、私のように「この銘柄が飲みたい!」といった希望が特にないお客さんにとっては、特徴を比較しながらお酒を楽しめるこの表示方法がピッタリといえそうです。さらに、お客さんがお酒の味を想像しやすそうなキーワードを軸に使っている点も、このメニューの良いポイントだと思いました。説明することが難しい『味覚』という要素を可視化したこのメニュー、飲食店メニューのニュースタイルとなるかもしれませんね。 

366. どちらが辛いのか?


こんにちは。

どうしても辛いものが食べたくなる時ってありますよね?先日、そんな衝動にかられ、近所の中華屋に駆け込んだときのことです。

何を食べようかとメニューを眺めていると、いくつかの料理表示の隅に、なにやら「辛」というマークがついていることに気がつきました。 

辛そうな料理には1個~3個の「辛」マークがついています

どれが辛いのかを表示してくれるなんて、辛いものが苦手な人にとっても役立つ工夫だな、と感心してメニューを見ていたのですが、注文を決めようとした時にふと気がつきました。

料理によって「辛」マークの大きさが違うのです。 

数字の大きさは、両メニューとも同じです

大きな「辛」と多くの「辛」では、いったいどちらがより辛いのでしょうか? とにかく辛いものが食べたい私は、タンタン麺とマーボーランチのどちらを頼むべきなのでしょうか?

表示対象に対し、大きさや数などが指し示している、

マーク大きい :辛さが「大きい→強い」 マーク小さい :辛さが「小さい→弱い
マーク多い  :辛さが「多い→強い」   マーク少ない :辛さが「少ない→弱い

という、要素のもつ意味を、相反する組み合わせにしてしまった結果、どちらが辛いのか迷ってしまう という表示になってしまったのだと思います。大きくて数も多かったならば、最高に辛いと判断し、すぐさま注文したことでしょう。

結局この日は悩むのが面倒になり、チャーハンを食べたのですが、後日、どうしても気になったので お店に電話をかけて聞いてみたところ「辛」マークの数が多いほど辛さは増す、とのことでした。

次こそは辛口・本格四川マーボーランチにチャレンジしてみたいと思います。 

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