カテゴリー: デジタル家電 (page 5 of 9)

512. ビエラリンク、おしい!


テレビっ子夫婦の我が家では、Panasonicのプラズマテレビ「VIERA」とDVDレコーダー「DIGA」を「ビエラリンク」でつないで使っています。そのおかげでDVDレコーダーもテレビのリモコンひとつで操作できるのは、うれしいメリットです。また最近サッカーやアニメチャンネルを見るために、「e2 by スカパー」に加入しました。録画もできるようにつないでもらったところ、今後はDVDレコーダーのリモコンで操作することになりました。ふたつのリモコンは多少の違いはあるものの、やはりDVDレコーダーのリモコンひとつで操作できます。さすがビエラリンク!と感心していました。

ところがひとつ欠点がありました。DVDレコーダーのリモコンからは私のお気に入りの「見るだけ予約」が使えないのです。それは、テレビのリモコンから番組表を表示させて行う操作で、予約した番組が始まると自動的にチャンネルを切り替えてくれるという、とても便利な機能でした。

番組を選択すると「録画予約」と「見るだけ予約」が並ぶ
番組を選択すると「録画予約」のみ表示される

「見るだけ予約」をしたい。でも、それだけのために2つのリモコンを使うのも、今さらしたくはありません。結局ひとつのリモコンのみで操作するメリットを選んだ私は、仕方なく「見るだけ予約」をあきらめることにしました。リモコンがひとつですむことはとてもうれしいのですが、私にとって「見るだけ予約」は大切な機能だったために、そのたったひとつの違いが残念でなりません。ビエラリンクで、お互いの長所もうまくリンクしてくれると、さらに素敵なのになあと思います。

511. どうせならあと一歩・・・ ~プリント端末の待ち時間について~


久しぶりの海外旅行で大量に写真を撮影してきました。せっかくなのでプリントアウトしてアルバムにでも入れようと思い、家電量販店に出向いてプリント端末を試してみることにしました。

今回はPrintRushで印刷してみました

タッチパネルをポチポチと操作し印刷を開始!すると画面上に神経衰弱のようなゲームが現れました。写真の枚数が多くなると、印刷が終わるまでそれなりに時間がかかります。時間つぶしの為に準備してあるのでしょう。

簡単な神経衰弱のようなゲームです

1回ごとの区切りが短く、何回やっても楽しめるゲームなので時間つぶしに向いています。良く考えてあるなと思いながらゲームに熱中していると、突然画面が切り替わり、”プリントが完了しました”の文字が・・・。印刷終了と同時にゲームも強制的に終了してしまったようです。「あと少しでクリアだったのにな・・・。」と残念な気持ちに包まれながら刷り上った写真を取り出しました。

プリント終了の画面が・・・。ゴール直前だったのに!

ユーザの満足度を高めるためのゲームでガッカリしてしまいました。表示されるものが広告ならば問題ないのでしょうが、こういった没入感を伴うゲームの場合は「印刷の終了は知らせるが、最後のゲームが終わるまで画面を切り替えない」といった配慮があってもよかったと思います。どうせ一回のゲームは十数秒で終わりますし。

印刷の待ち時間まで考えてデザインされているだけに、写真を受け取る瞬間までユーザの気持ちを想像して欲しかったなと思います。 

494. プロジェクタの親切なメッセージ画面


2つの機器を接続して利用する時に、どちらが原因で正しく使えないのか分からない。そんな経験、皆さんにもありませんか?

私がよく迷うのは、会社や訪問先でプロジェクタ(投影機)を利用する時です。パソコンとプロジェクタを接続して、画面を切り替えようと操作しても上手く投影されないことがあり、原因がパソコン側とプロジェクタ側のどちらにあるのかを探り当てるまで、右往左往してしまいます。

ところが先日、訪問先で会議を行う時に、用意されていたプロジェクタに感動しました。 

設置されていたプロジェクタ

プロジェクタが正常に動作しているにもかかわらず、パソコン側の操作が誤っている時は、このようなメッセージ画面(下図)が投影されます。私も、こちらの案内にしたがってパソコンの操作を行い、スムーズに投影することが出来ました。

無信号画面のメッセージ

ノートパソコンの画面をプロジェクタや外部モニタ用に切り替える操作は、日常ではあまり使う機会がなく、しかもご覧の通り、メーカーによって押すボタンが違います。しかし、このメッセージ画面のおかげで、プロジェクタが正常に動作していることと、今は何を確認すればよいのかが同時に伝わり、映し出されなかった原因がどこにあるのか素早く判断できました。

複数のパソコンを繋ぎ替えながら使う場面や、慣れていないパソコンを接続する場面では、正しく映し出されないと焦りを感じることが多いので、このメッセージは非常に嬉しいです。この親切なメッセージ画面のおかげで、この日の会議は余裕を持って対応することが出来ました。 

参考リンク

TAXAN http://www.taxan-projector.jp/

483. 「ちょっと待って!」ができないリモコン


少し前に、我が家でもようやくHDDレコーダーを購入しました。早速箱から出してみると何やらリモコンが二つ入っています。

どうやら日常的な録画・再生機能のほかに予約の細かい設定まですべての機能が入った「フルリモコン」と、もう片方はよく使うボタンのみを集めて操作をシンプルにした「簡単リモコン」のようです。なるほど。

「まあ、最初は普通に録画して再生できれば十分だよね~」と思い、まずは簡単リモコンを使ってみることにしました。
簡単リモコンを使って番組を録画、再生!さすがVHSとは画質がぜんぜん違う!と感動しましたが、番組中にプレゼント応募用パスワードのお知らせが入ったので、一時停止してメモを取ろうとしたところ… 

一時停止ボタンがない簡単リモコン

リモコンに一時停止ボタンがない!

しかたないので停止ボタンを押して再生を止めましたが、肝心な画面は消えてしまいました。今回は短い応募用パスワードだったので、停止中にメモを持ってきて、改めて再生しなおして書き写しましたが、これがサイトのURLだとか、お料理のレシピだとか“パッと見”で記憶したり、書き写すことのできないようなものだったらもっと困ってしまいそうですね。フルリモコンのほうには当然一時停止ボタンがついているので、この一件以降はフルリモコンのみを使うようになりました。

こういったシーンはそう珍しくもないし、一時停止ボタンはやっぱり必要なボタンなのではないかと思ったのですが、みなさんはどうでしょうか? 

421. 待たせるカーオーディオ


先日、レンタカーを借りました。

ラジオを聞こうとして選局をしましたが、どうやら放送局の設定があっていなく、うまく受信できません。そこで、受信できる放送局を自動的にセッティングしてくれる、オートプリセット機能を使おうと思いました。

「ポチッとな。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「長い・・・。」

「あ、プリセットできた。」

オートプリセット機能はよく使っていたのですが、いままでこんなに待ち時間を感じることはありませんでした。よくよく見るとこのカーオーディオ、周波数が表示されたり、変化するといったことがなく、画面がずっと止まったままでした。 

それがこの画面

私が普段乗っている車のカーオーディオは、オートプリセットしている最中にラジオの周波数が表示され、徐々に増加しながら、放送局と合うたびに「ピッ!」という音が出ます。一方、今回借りた車のカーオーディオは、オートプリセット中に画面の変化や音での通知は一切ありませんでした。

例えば、パソコンでは、ダウンロードや計算処理を行っている最中に「プログレスバー」という現在の進行状況を示す棒状の表示が出たり、駅の券売機では、発券作業中に「ただいま、発券中です」という音声で、どのように機能しているのかをユーザーに知らせる配慮がなされています。

同じ機能を実現していても、作動しているのかどうか、どのように機能しているのかをユーザーに知らせることで、安心感のある、もっと心地の良い「待つ」経験を提供できる機器になるのではないでしょうか。 

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