カテゴリー: 自動車 (page 5 of 11)

425. シートベルト警告灯~欧州車の場合~


先日「CITROEN C4ピカソ」というフランス車のミニバンに乗る機会がありました。

エクステリアはもちろん、インテリアもオシャレで日本車とはだいぶ雰囲気が違うなぁと思いながら見ていたら、見慣れない表示に目が留まりました。

C4ピカソのシートベルト警告灯

これはシートベルトの警告灯なのですが、運転席、助手席に加えて後部座席の分も警告灯が設けられています。

この車は7人乗りで、1列目に2人、2列名に3人、3列目に2人というレイアウトです。写真の状態では、2列目左側の人だけがシートベルトを着用しているので警告灯が消えています。 

こんなレイアウトです

日本車の場合、シートベルト警告灯は運転席と助手席で兼用であったり、車によっては運転席と助手席それぞれに設けられているのが一般的で、後部座席用の警告灯が設けられている車を見たことはありませんでした。

日本車の場合(PASSENGER=助手席)

この車が後部座席用の警告灯を設けているのは、欧州のメーカーの車であることが関係しています。欧州を含む諸外国の多くでは運転席、助手席に加えて後部座席の搭乗者にもシートベルトの着用が義務付けられており、違反者には罰則が科せられる他、事故時の保険適応額が減額となる場合もあるようです。

日本でも、2007年の道路交通法改正で後部座席のシートベルト着用が義務化され、2008年の6月1日から施行されます。当面は高速道路でのみ違反点数1点の措置になるそうですが、安全面への配慮から日常的なルールになっていくのではないでしょうか?

ルール改正によって、日本でも後部座席用の警告灯のある車が登場する日もそう遠くはないようです。

◆参考リンク:社団法人日本自動車工業会「安全運転講座」
http://www.anzen-unten.com/home/safe/f004.html

421. 待たせるカーオーディオ


先日、レンタカーを借りました。

ラジオを聞こうとして選局をしましたが、どうやら放送局の設定があっていなく、うまく受信できません。そこで、受信できる放送局を自動的にセッティングしてくれる、オートプリセット機能を使おうと思いました。

「ポチッとな。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「長い・・・。」

「あ、プリセットできた。」

オートプリセット機能はよく使っていたのですが、いままでこんなに待ち時間を感じることはありませんでした。よくよく見るとこのカーオーディオ、周波数が表示されたり、変化するといったことがなく、画面がずっと止まったままでした。 

それがこの画面

私が普段乗っている車のカーオーディオは、オートプリセットしている最中にラジオの周波数が表示され、徐々に増加しながら、放送局と合うたびに「ピッ!」という音が出ます。一方、今回借りた車のカーオーディオは、オートプリセット中に画面の変化や音での通知は一切ありませんでした。

例えば、パソコンでは、ダウンロードや計算処理を行っている最中に「プログレスバー」という現在の進行状況を示す棒状の表示が出たり、駅の券売機では、発券作業中に「ただいま、発券中です」という音声で、どのように機能しているのかをユーザーに知らせる配慮がなされています。

同じ機能を実現していても、作動しているのかどうか、どのように機能しているのかをユーザーに知らせることで、安心感のある、もっと心地の良い「待つ」経験を提供できる機器になるのではないでしょうか。 

326. キャップにひもが付いた給油口


嘘のような話ですが、以前借りたレンタカーで、給油キャップが付いていないことがありました。私の前にレンタカーを借りた人がセルフスタンドで給油して、キャップを閉めずに置き忘れたまま返却したようです。レンタカーは車を所有していない人が借りるケースが多いと思うので、セルフスタンドでの不慣れな給油で、ついうっかりキャップを閉め忘れたのかもしれません。

ひもの付いた給油キャップ

写真は別の機会に借りたレンタカーのものです。キャップにひもが付いているため、スタンドに置き忘れることを防げます。またキャップを閉めないと給油口の扉が閉まらないようになっているため、キャップの閉め忘れにも効果があります。

最近、原油価格の高騰により、セルフスタンドで給油する人が多くなっていると思います。作り手のちょっとした工夫で、今回のようなユーザのエラーを防止するものを紹介しました。

324. 飲み物をこぼしそうになる自動車のカップホルダー


先日乗ったTIIDAには、写真のようにリアシートの中央にある肘掛けに、カップホルダーが付いています。

リアシートの肘掛けに設置されたカップホルダー

リアシートもリクライニングでき、ちょっとゆったりと座ることができます。 と、ここまでは快適な後部座席の紹介でした。

リアシートを最大にリクライニングした状態

しかし、リアシートのリクライニングと連動して肘掛けが持ち上がるため、その角度によっては、カップホルダーに置いた飲み物の中身をこぼしてしまう危険性が潜んでいるのです。しかも、リクライニング調整をする際、リアシートを倒そうと背もたれの横にあるレバーを引くと、背もたれに自分の体重がかかり「バーン」と一気にシートが倒れてしまいます。

オーナーならば、注意すれば大丈夫と思うかもしれませんが、大事なゲストをリアシートに乗せて、飲み物をこぼしてしまったら?・・・と想像すると結構怖いものを感じます。

CMでもアピールしているように、インテリアの上質感や居住性の良さは感じましたが、リクライニングの角度を変えても、肘掛けが水平を保つような仕組みでないとユーザは気が気でありません。当然のことですが、このような細かい部分にも配慮がほしいものですね。

322. 1日停めて500円のコインパーキング?


駐車場の看板に記載されている「60分○○○円」「1日最大○○○円」という情報は、駐車場を選ぶとき重要なポイントになります。 お昼休みに会社近くを歩いていると、写真のような看板がありました。

看板の写真

まず目に飛び込んできた情報は「最大500円」でした。 安いなぁと思いましたが、一つ疑問が。「1日最大500円?」それとも「24:00~8:00に限って最大500円?」ということです。 確かめたくなり、後日、管理会社に問い合わせたところ、「24:00~8:00に限って最大500円」との事。とりあえず疑問は解決しましたが、どうもすっきりしません。 私が最初に受けた印象は、「1日最大500円」でした。看板を一瞥したとき、「3つの時間帯ひっくるめて最大500円」と見えたからです。 「最大500円」に注意が惹かれすぎたためか、上の3つの時間帯に関する情報を同列のものと捉えてしまい、「24:00~8:00に限り」をすぐに判断できなかったのかなと思います。 今回は歩いていたこともあり、ある程度考えながら看板を見ることができました。しかし、車に乗ってこれと同様の看板をチラ見しただけとしたら、「1日最大500円」と勘違いして、つい長時間利用していたと思います。

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