投稿者: 古田 (page 55 of 103)

556. うれしい劇場シート


これは、とある映画館のシートです。

私は上映前にお菓子を買いに行くときなど、荷物を全部持ち歩くのが面倒なので、このようにカバンや荷物を置いたまま席を離れることがよくあります。 

よくある映画館のシート(A)にカバンを置いたところ

この座面に大きな荷物を置くと通行の邪魔になるし、薄いカバンなどの場合は背もたれとの隙間に落ちてしまいそうで気になりますよね。

ある劇場で珍しいシートを見つけました。 

座面の前方だけが折れるシート(B)

変わったシートだなと思ったのですが、カバンを置いてみたときになるほどと思いました。

(B)にカバンを置いたところ

座面が中央で折れ、前方だけが折りたためる形になっているので、荷物がすべり落ちる心配もありませんし、ちょっと大きいものを置いても通行の邪魔になることはなさそうです。しかも見た目も整然としていて、美しいです。

貴重品を置きっぱなしにはできませんが、買い物帰りなど荷物があるけど映画を見たいときにはうれしいシートですね。 

555. 手を汚さずに開けられる!納豆のたれ袋 ~おかめ納豆 ふわりん~


納豆のたれ袋を開けることに失敗した経験はありませんか?私はマジックカットのパッケージ(写真1)で、開いたと思っていたのに開いていなかったり、たれが飛び散って手が汚れてしまったりという経験から、たれ袋を開けることに慎重になっています。

写真1:従来のたれ袋(マジックカット)

そんなある日、手を汚さずに開けられる納豆のたれ袋を見付けたのでご紹介します。

写真2:「おかめ納豆 ふわりん」のたれ袋

たれ袋は、このようになっています(写真2)。まず目につくのが左上の赤い部分。実はこれ、切り口なんです。切りとる方向を表す矢印の印刷もありますし、その矢印に沿ってミシン目まで入っているので、余計な力をいれずに切ることができます(写真3)。注ぎ口も細くなっているので、開けることに失敗してたれが飛び散るなんてこともありません。おまけに、親切にも裏には開け方の説明まであるんです。

写真3:簡単に開けられます!

マジックカットのパッケージは、持つ位置や力加減によって失敗してしまいがちでしたが、私はこの商品に出会ったおかげで、安心してたれ袋を開けられるようになりました。

554. 甘いマスクにご用心☆~誤飲防止の苦い味~


美味しそうなチョコでしょ?

見て下さい、このチョコレート。とっても美味しそうでしょう。

では、ちょっと食べてみて…。

苦っ!!

実は…

実はこれ、チョコレートそっくりのマグネットなんです。しかも、誤飲防止に苦い味がついているんです。甘そうなのに実は苦いなんて、ユーモアがありませんか?

この苦さ、よくよく考えるとよくできた誤飲防止策だと思います。甘そうなチョコレートがものすごく苦かったら、食べてはいけないって誰もが思いますよね?ユーザの期待と逆の反応を返し、やってはいけない行為を気付かせる。注意書きで書かれるよりも、ユーザにとって直感的ではないでしょうか?? 

553. 持ちやすい!注ぎやすい!牛乳パックホルダー


突然ですが、僕には毎日牛乳を飲む習慣があります。

ところが先日、利き手の左手をケガしてしまいました。普段牛乳パックを冷蔵庫から取り出して、注いで、戻すまでを全て左手で行っていた僕には、慣れない右手での作業に「牛乳パックってこんなに重かったっけ?」というくらいストレスが溜まる日々でした。

ケガも治り、しばらくたったある日。会社の冷蔵庫を開けると、取っ手の付いた牛乳パックを発見! 

牛乳パックホルダー

実際に注いでみたいと思い、持ち主から借りて使ってみると、「軽い!持ち上げやすい!注ぎやすい!」

注いでいる状態

パックの両脇を支えるアームと、三角形のくぼみにはまる支えの部分で、パックの重さを分散させていて、手に掛かる負担が軽減されています。
手の小さい子どもや握力の弱まった高齢者など、様々な人に配慮されたよい商品だと感じました。

コレがあれば、ケガをしたときのあの苦労はしなくてすんだのになぁと、ちょっと悔しい思いをしました。 

552. 見えないこの先のために~オーストラリアの道路標識~


オーストラリアに行ってきました。ツアーの移動中にガイドさんが現地の道路事情を説明してくれました。

オーストラリアでは、普通道路でも制限速度が100キロ、110キロになっている所があります。日本と比べると高めに設定されていて驚きですが、もう一つ別の速度表示もあります。それは、カーブの手前に30キロ、40キロといった“適正速度”が表示されているのです。 

オーストラリアの標識

これは、それぞれのカーブの角度や勾配に合わせた適正な走行速度で、このくらいまで速度を落として走行して下さい、このくらいの速度で進入して下さいということを示しています。運転や道に不慣れな方にとっては目安になるので、安心して安全に運転できると思います。

一方、日本では、カーブの手前に「この先急カーブ・スピード落とせ」やカーブの半径を示す「R=100」といった標識が設置されています。この先に危険があることは分かるのですが、危険の度合いが直感的に分かりにくいと思います。そのため、どのくらい速度を落とすかはドライバーの判断に委ねられ、カーブを見誤って事故に繋がる場合もあると思います。 

日本の標識

このように、運転で頼りになる“速度”を明確に提示することで、この先の危険の存在とその度合いが分かり、ドライバーにとって安全運転に役立つ有効な情報になると思います。日本でもこうした情報提示になって欲しいと思います。

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