先日、十年ぶりに炊飯器を買い換えました。また長く使うことを考えて思い切ってSR-SPX104というPanasonicで一番良いモデルです。もちろん炊きあがるご飯の美味しさも素晴らしかったですが、職業柄もっとも目を引いたのはメンテナンスのしやすさです。圧力IHタイプの炊飯器は内蓋に金属球が入っていたりと構造が複雑で洗浄などのお手入れの手間がかかります。前のモデルを買ったときに内蓋を毎回取り外して洗わないといけないということを知り、「しまった。そこもっと気にして選べば良かった!」と後悔したものです。
そこも踏まえて今回選んだモデルは、内蓋自体フラットで洗いやすさも向上してる上、なんと付け外しに細やかな工夫までされていました。写真のように、上部のロックを外しても下の部分で支えられて落ちてこないのです。
今までのものはロックを外したら完全に外れて落下していました。動画で撮り比べてみましたのでご覧下さい。
実際にはこんな毎回ガチャン!とさせてたわけではなく、手を添えて受け止めてはいたのですが、今回は片手でも確実に受け止めることができます。片手は内釜をもってたりで塞がってたりするので、この細かい配慮は嬉しいですね。
今回10年ぶりの買い換えだが今時はみんなこうなのか?あるいは最上位モデル故の工夫かと思い再度量販店に出向いてリサーチしてみたところ、Panasonic以外でこの工夫をしているメーカーはありませんでした。また同じPanasonicで他のモデルでもこうなっているものがありました。どうやらPanasonicの開発者の細やかな行動観察のたまもののようです。