Nintendo 3DS(以下3DS)を発売日に入手できたので時事ネタとして取り上げてみたいと思います。

やはり“使いやすさ日記”的に目を惹くのはアプリの電子マニュアル機能ですね。まだ内蔵アプリでしかチェックしてませんが、それらに関しては画面内で操作説明を確認することができます。しかも3DSでは(対応した)ゲームや内蔵アプリを一時中断してホーム画面に戻る機能が搭載されました。なので、操作の途中でわからないことができたら、下画面の下部にある「HOME」ボタンを押して一時的にホーム画面に戻り、そこで「取扱説明書」ボタンをタッチすれば閲覧できます。そして問題が解決したら再度アプリをレジュームすればすぐに続きから始められるワケです。セーブやロードの手間もなくいつでもマニュアルが見られるのは良いですね。

どう頑張っても写真では3Dっぷりはお伝えできません。
是非店頭デモ機などで御確認ください

またせっかくの3D(両眼立体視)機能を使わない手はないよねとばかりに、この電子マニュアルすらも3D化されています。具体的には写真にあるように図版に対してつけられた(1)~(4)のような指示線や枠が手前に浮いて見えるんです。弊社の業務で作成する報告書でもこうしたガイド線をつけることが多いのですが、元々の画面にある図柄と混乱しないよう気を遣います(「これが見つけづらいですよね」と赤でアンダーライン引くと目立って見えてしまったり…)。こうしてレイヤーを手前に浮かせて表現できるのはちょっと羨ましく思いました。

初代Nintendo DSはタッチペンというデバイスをゲーム以外の様々な用途に広げてユーザ・インターフェイスにちょっとした革命をもたらしました。3DSの裸眼立体視機能もこうして臨場感以外の面での活用方法を見せつけてくれるのではと期待が膨らみます。