休日に、よく妻と一緒に、家の近くにある三井アウトレットパーク幕張へ買物に出かけます。施設全体は花をモチーフにしたデザインで作られ、とってもお洒落な感じです。

ある日、トイレを探そうと、施設内の案内掲示板に従ってトイレの近くにたどり着くと、遠目からこのようなマークを見かけました。

1箇所目の赤系色のお花のトイレマーク

「女性用しかないのか?」と、近くに行かず疑いもなくその場から去ってしまいました。

別のところで紫っぽい色のトイレマークを見かけ、今度は男性用だろうと思って入ってみたら、中には男性用と女性用の両方がありました。「もしかしたら、さっきのところにも男性用があったかも」と戻ってみたら、やはり男性用がありました。 

 2箇所目のトイレマーク、入ってみたら男性用、女性用のマークはこんな感じ

なぜ1箇所目のとき、男性用があることに気付かなかったのでしょうか。日本では、男性用と女性用のトイレを区別するマークには、「ズボン姿で青い色(又は黒色)のマーク」は男性用を表す、「スカート姿で赤い色のマーク」は女性用を表す、というシンボルと色を組み合わせた表現の仕方が多いですね。この施設全体のトイレマークが花の模様に統一されているため、確かに普通のトイレマークよりもきれいに見えます。しかし、例え男性用と女性用の両方のシンボルがあったとしても、赤系色のお花のマークだけから女性用だと思い込んでしまうのは私だけではないと思います。

雰囲気を演出するほかにも、利用者に標識の勘違いをさせないことも大事ではないでしょうか。