休みに友達と日光に行ってきました。現地のコンビニでトイレを借りたのですが、正面の壁におもしろい張り紙を見つけ、思わず記念写真を撮ってしまいました。

和式トイレの張り紙

この張り紙、見ての通り和式トイレの使い方を説明しているのですが、日本人から見るとちょっと笑ってしまうような内容ですね。しかし日光には世界遺産に登録されている社寺があり、外国人観光客も多く見られました。彼らにとって見慣れない形をしたトイレは使い方に戸惑ったり、間違った使い方をしてしまったりと、問題が絶えないのでしょう。さまざまな言語圏から訪れる人々に対し、和式トイレの使い方が文字を介さずに絵だけで表現できているため、シンプルでよくできていると思いました。

ただ、残念ながらこれでもまだ問題解消とはいかないようです。日本では、丸印を「正しい」の意味で使いますが、その使われ方は万国共通ではありません。また、マークの形だけではわからない人が、その色で判断しようとした場合、赤を信号のように禁止の意味でとってしまうかもしれません。より誤解されにくくするために、国際的な記号の使われ方を考慮した上で、以下のような案を考えてみました。 

改善案

基本的な形は統一し、色の違いと斜線の有無で和式トイレの使い方を表現しました。さらに張る場所を考えると、正面と背面に張ることで、どちらを向いた人にも対応でき、より親切になると思います。