先日、関西方面へ出張に行ってきました。

その土地のものを食べるのは旅の楽しみの一つですから、帰りの新幹線で食べようと関西では有名な「柿の葉寿司」を買いました。「柿の葉寿司初心者」の私はどのネタのお寿司が美味しいのか分からなかったので、4種類のネタが詰め合わされているものを買ったのですが、包みを開けると内蓋に「お詰合せ内容」としてネタがどこに詰められているのかという表が印刷されていました。

このように詰め合わされているようです

お寿司を包んでいる柿の葉は飾りではなく、葉の香りを楽しんだり、お寿司を殺菌して長持ちさせる役割があります。そのため、お寿司は柿の葉に包まれて外からはネタが分からないのが普通なのですが、この表があるおかげでネタの配置が一目瞭然です。

どこから食べようかな?

1人で食べるときは「まずはさっぱりした鯛から食べようか…いやいや、脂ののった鮭も捨てがたいぞ…」などと、お寿司の“よりどりみどり感”も楽しむことができますし、2人で食べるときはネタの取り合いにならずに仲良く1個ずつ分けることもできます。ネタの内容が分かるというだけのシンプルな表ではありますが、さりげなく旅の楽しみを引き立ててくれました。