このあいだ、久しぶりにサーフィンに行きました。

ご存知の方も多いとは思いますが、サーフィンをするには、ボードに立ったときに足が滑らないように塗るワックスが必要です。前回ちょうど使い切ってしまったので買いに行ったところ、気が利いたパッケージのものを見つけたので紹介します。

ワックスは、温まると軟らかくなり溶けてしまったり、冷えると固まってネバリがなくなったりしてスベリ止めの効果が薄れてしまいます。そのため、水温にあわせてちょうどいい効果がでるように何種類か作られています。

今までは下の写真のワックスを使っていました。

今まで使っていたワックス

初心者のころは、夏は赤いの?冬が赤いの?で、今日は何色のがいいの?それはつまりどれくらいの硬さなの?というふうに、色と水温と硬さの対応をなかなか覚えられませんでした。ショップの店員に聞けば済む話ではありますが、シャイな私は声をかけるのをためらってしまうので、(写真のような)水温と硬さを示す小さな表記を見つけるまでは大変でした。

その日に行ったショップには、こんなワックスが並んでいました。

気が利いたワックス

このワックスのパッケージは水温が高いときに使うものが暖色、低いときに使うものは寒色になっています。しかもパッケージの横には水温の目安が大きく表記されています。

水温の目安

これなら、硬さと水温の対応を覚えていない初心者でも、「今日は27℃だから赤にしよう」と選ぶことができます。また、「前に赤いのを買ったけど、寒くなってきたから、水色のにしよう」という感じで、水温に合ったワックスをパッと見で選ぶこともできます。

「サーフショップの店員って話しかけづらいし、ワックスのことわからないし」という人にも覚えやすい、やさしいパッケージですね。私が初心者のころにもこんなワックスがあればよかったのになぁと思いました。