横浜市営地下鉄の中川駅に、新旧2台の公衆電話が並んでいました。 新しい機種は古いものに比べてボタンが大きくなり、内側の文字も大きく太くなっています。視力に軽い障害のある方やお年寄りにも、見やすく押しやすくなりました。 

左:旧型公衆電話 右:新型公衆電話

かつてはビジネスマンがよく利用していた公衆電話ですが、今では携帯を持っていない人が利用している姿を見かけるくらいになりました。携帯電話の普及に伴い、公衆電話の利用者は激減したそうです。

出番が少なくなったとはいえ、携帯電話の充電が切れた場合や災害時など、 まだまだ公衆電話のお世話になる機会はありそうです。また公共性が高い設備ですので、 ユニバーサルデザインは重要なポイントといえるでしょう。

最近めっきり数が減ってしまった公衆電話ですが、実は地道な改善が続いているようです。こういった改善はぜひ継続して、全ての人に使いやすい公共設備に進化していって欲しいと思いました。

ご紹介:NTT東日本の福祉対策 http://www.ntt-east.co.jp/ptd/basis/welfare.html