私は携帯電話の「乗換案内」をよく利用するのですが、最近その検索結果に漢字を用いたラベルが登場しました。そのおかげで、以前のように縦に長いページを全て確認しなくても、素早く快適に情報を調べるられるようになりました。
そのラベルは、[早]:最も早く着く、[安]:最も運賃が安い、[楽]:最も乗り換えが少ないの3種類あり、これらのラベルがあるかないかを調べるだけで簡単に目的の経路が探し出せます。携帯電話の画面は表示領域に限りがあり、できるだけ文字数の少ないページ構成が求められるという意味でも、優れたラベルだなと感心させられました。 このような漢字を用いたラベルは、携帯電話に限らず至るところに使われています。それは漢字が、文字自体が意味を持つ文字(表意文字)であるからだと思いました。ワープロソフトの「Word」のアイコンは「W」で表されていますが、その製品名を知らない人には意味が伝わりません。それは、アルファベットが文字自体に意味を持たないからではないでしょうか。 漢字には他の文字にはない情報伝達力があり、物事を簡潔に伝える際にはとても有効な手段になるのです。伝えられる相手が中国人や日本人などに限られることさえ気をつければ、その活躍の場はもっと増えてもよいのでは?と感じました。 |
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