新宿駅でJR中央線を利用した時のことです。階段を上っている時に電車の発車合図が鳴りました。
「急がなきゃ!」
JR中央線新宿駅の発車標 |
発車標を確認して、「オレンジ色のラベルだから各駅に止まる普通の電車だろう」と判断し、電車に飛び乗りました。しかし、乗った電車はCHUO SPECIAL RAPID(中央特快)という急行の電車だったのです。「間違えた〜」と、目的の駅を通り過ぎ、三鷹駅まで乗車する羽目になりました。
英語表示になっていたため、文字をあまり読まずに電車の速さを色だけで判断をしてしまいました。
「オレンジ色は普通の電車だと思ったのに…」
さて、ここが問題です。何故オレンジ色を普通の速さだと思ってしまったのでしょうか。
発車標を見ると、赤と緑とオレンジの3色が使われています。ここで注意して頂きたいのが、速さの表示で使われているオレンジ色が、行き先でも使われている点です。
そのことから、オレンジ色が標準の文字色だと思い込み「標準の文字色→標準の速さ」と判断してしまったのです。
発車標は英語と日本語が切り替わり表示されますが、今回のように急いでいるときには表示が切り替わるのを待っている余裕がありません。こういう時に、表示の紛らわしさが問題を起こしてしまうのですよね。
2006年12月21日 at 7:35 PM
298. 新幹線の名前
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使いやすさ日記『308. どちらの色が速い??中央線の発車標』では、 新宿駅でJR中央線…