朝、会社に行く前に駅構内にあるATMコーナーに立ち寄った時の事です。 そのATMコーナーは箱形で、中に2台のATMが設置されています。

ATMコーナーの自動ドアの写真

近づくと、2台ともお客さんが使用している様子。このATMコーナーは中に入って待てるほど広くはないので、入り口付近で待とうと思い、その手前で立ち止まろうと考えました。その瞬間、入り口の扉が開き、私は「え?」と驚きましたが、私以上に中にいたお客さんは驚いた様子で後ろを振り返り、暫くの間、怪訝な顔でこちらを凝視しました。

私は「いや、開けるつもりでは・・・」と思いながら、「すいません」と謝るはめに・・・。

このATMコーナーは入り口が自動ドアになっています。後で良く考えたら、驚いたお客さんの気持ちもよくわかります。お金の出し入れをしている時に、いきなり背後から扉が開けばそりゃ驚くのも仕方がないですね。 こういった施設では、自動ドアであれば、高齢者の方や体の不自由な方にとっては出入りがしやすくて良いと思います。しかし、入り口に背を向けてお金を出し入れする利用者の側から考えると、この自動ドアは、時に不安を与えてしまうありがたくないものなってしまうなと思いました。もちろん間違って扉を開けてしまう私のような場合にとっても。

以来、その近くを通る時、待っている人の姿を何げに見てしまいます。みなさん、扉から1.5mくらい離れて待っていますね。あの中には、私と同じ体験をした人が結構いるんじゃないかな。

ドアから離れて並んでる人たちの写真