写真は、「VirtualCD7」というCD-ROMのデータをHDDに格納し、CD-ROMディスクやCD-ROMドライブがない環境でもコンテンツを利用できるようにする、CD仮想化ソフトと呼ばれる製品の画面です。

最近、長年使い慣れた某社のライバル製品がバージョンアップしてみたら、かえって使い勝手が悪くなってしまい決別を決意。他社製品への乗り換えを検討していたところ、これの体験版が使いやすさ、安定感ともにだったためライセンスを購入しました。

あっ、間違えた。終了予測時間まで45秒! あなたならどれを押す?

ただ一点、写真のダイアログには驚かされました。これはCD-ROMのデータをHDD上に仮想化している最中のものなんですが、「停止」、「中止」、「キャンセル」と同じような意味のボタンが3つもあるではないですか。多分、完全に止めてしまうのと、後から続きを再開できるのとかって違いがあるんでしょう(あとひとつは何だ?)。

このように文言が曖昧なボタンが並んで「どっちやねん?」となる状況は、インターフェイスの使いにくさをパターンに分類して整理しようとするσ(^^)の個人的な試み「道具眼的ユーザビリティパターン」の3番目にも挙げている典型的なものですが、流石に3つも同じようなボタンが並んでいるものは珍しいと思います。パターンの名称も募集中ですが、「停止、中止、キャンセル」でイケそうな気すらしてきました。きっと伝説に残るダイアログでしょう(^^;)。

もしこれを越える猛者に遭遇したら是非報告をお願いします。