写真はσ(^^)の愛用しているSONYのCDウォークマン(最近はディスクマンと言わないらしい)D-E999の、充電/ホールド状態を示すLEDです。

充電中は点灯。ホールド警告は点滅

この機種は単にDCアダプタをつなぐだけでは充電が始まりません。外部バッテリ端子と共用している関係かも知れませんが、まずこれが非常に面倒です。携帯電話の感覚で、アダプタを差すだけで充電が始まって欲しいですね。

で、充電をスタートするにはどうするか、というと、本体の停止ボタン(「■/CHG」と書かれている)を押すんです。買って最初はまずこれでやられました。寝る前に充電かけたつもりが、翌朝もバッテリは空のまま。

次はしっかりマニュアルを確認。CHGランプが光ったのをチェック。でも次の朝や
はり充電されていませんでした。そう、この充電ランプは、ホールド状態のインジゲー
ターも兼ねていて、ホールド(誤操作防止のためのボタン無効モード)がオンの状態で
何かボタンを押すと一定時間点滅するんです。σ(^^)は、何度かカバンの中でボタンが誤作動した経験があるので、すべてリモコン操作とし、本体側のスイッチはホールドで無効にしているのです。この状態でDCアダプタをつないで「■/CHG」を押すと、「今はホールドだからボタンは効かないよ」という意味でこのLEDが点滅するんですが、どうしてもこれが充電が始まった合図にしか見えない(点滅してるとモリモリ充電してるように見えません?)。しかも、この点滅は10秒間も続きます。2、3度光れば十分だと思うのですが、継続的に光るもんだから、なにかしらの状態表示に思えてしまいます(普通10秒も点滅終るまで見続けないですよね?)

再度マニュアルをチェックして、完全に仕様を理解した後でも、2回ほど同じミスをして、朝充電が完了していない、という状態でした。スタミナが自慢のSONYだけあって、本当によく電池が持ちます。それだけに、忘れた頃に電池が切れて同じミスを何度でも繰り返してしまうんです。

この事例からの教訓は、

・例えロジカルには明確な差異でも、ユーザにとってはそうとは限らない

・利用頻度が低いからといってユーザビリティ対応の優先度を下げていいことにはならない。時計合わせなど、むしろたまにしかやらない故にユーザの記憶には残らず、マニュアルを紛失した頃に問題になるものも多い。

といったところでしょうか。