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691. どちら向きでも刺さります iPhone5のLightningコネクタ


写真は現在の主要なスマートフォンの充電/同期ケーブルのコネクタ部分です。左から、iPhone4SまでのDockコネクタ、iPhone5で新たに採用されたLightningコネクタ、Android端末で主流のmicroUSBコネクタです。

我が家ではベッドの枕元が充電コーナーになっており、就寝中に充電する習慣なのですが、時々電気を消した後でふと触りたくなってケーブルを抜き差しすることがあります。部屋は暗いですし、寝る前でメガネは外してしまっているので、使い終わって再びコネクタを挿し直す時にいつも手探りでコネクタの向きを試行錯誤していました。DockコネクタもmicroUSBコネクタも指でつかむ台座の部分は裏表対象な形状をしており、直感的には判別しづらいデザインになっています。

そこへきて新しいiPhone5用のLightningコネクタ(写真:中)はなんと電源コンセントのように「どっち向きでもOK」を実現してくれました。このあたりのこだわりの強さはAppleならではですね。使い回しの面では普及しているmicroUSBに統一してくれた方が嬉しかったような気もしますが、まぁ、充電と通信以外にも信号が出ているので仕方ないかなとも。

ちなみにコネクタの向きを間違えてイラっとする代表といえばUSBコネクタがあります。こちらは日本のBUFFALOがどちら向きにも刺さるUSBケーブル、USBフラッシュメモリ、USBハブ等を製品化しています。どうせならAppleもこれのライセンスを取ってケーブルの反対側もリバーシブルにしてほしかったですね。いずれBUFFALOから両端ともリバーシブルなケーブルが出るかな?

掲載日補足:

その後、ようやくiPhone5を入手し、このケーブルも使ってみましたが、従来と比べ抜き差しが固い上にコネクタが小さいので若干扱いづらくなった部分もあるなという印象です。Dockコネクタなら雑にどこ掴んで引っ張って抜いても安心感がありましたが、こちらはちっかりとコネクタをつまんでひっぱらないとすぐにケーブルが断線しそうな感じ。一長一短ですね。

690. 後から来ても参考になります〜ある試食コーナーの工夫〜


写真は近所のスーパー「グルメシティ」のお肉屋さんで見た風景です。サイコロステーキのコーナーに、テレビ番組の街頭アンケートでよく見かけるシールを貼る方式のアンケート結果が掲示されています。

なるほど!通常の店頭試食って、たまたまやってる時間帯に来店した人しか参加できないし、その感想はその人の中で完結してしまいますが、こうして記録にして残しておくことで、遅れて来た人に対しても試食の感想が共有されて良いですね。アナログですがこれもソーシャルネットワークですね。匿名性もバッチリ担保。まぁお店の都合の良い様に結果を改竄するのも楽勝ですが(笑)。

追伸:

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689. 足を使って開けられます 〜Audi バーチャルペダル〜


クルマ好きにはやや旧聞かも知れませんが、なかなか外車ディーラーまで撮影に行く機会がなく時間が経ってしまいました。埋もれさせるには惜しいネタなのでYouTubeに上がってた動画でご紹介。

ドイツの自動車メーカーAudiやBMWの一部車種に搭載されているバーチャルペダルというギミックです。ぶっちゃけ動画みてもらった方が早いのでどうぞ(短気な人は40秒位から)。

どうです、便利そうじゃないですか?トランクのハッチを開ける為に、バンパーの下で足を動かし、実際には存在しないバーチャル(仮想)なペダルを踏むようなジェスチャーをするだけでいいというワケです。両手が荷物で塞がってる状態で更に鍵を挿したり、リモコンを取り出してボタンを押したりが不要になります。もちろんスマートキーを持っている人にしか反応しませんので、他人が勝手に開けたり、ネコが通っただけで開いたりはしません(運転者が中にいる時にネコが下をすり抜けてったら開く?)。

こういうセンサー技術を駆使したハイテクなギミックって日本メーカーのお家芸のようなイメージがありますが、実はドイツ車も昔からお得意だったりします。日本のそれは「ハイテク装備スゲー!」って感じなのに対し、ドイツ車のは技術的には地味ながら「お、気が利いてるじゃん!」ってのが多い印象。日本も負けてられませんね。

688. 鏡を使って安価に見せます〜HONDA N BOX ピタ駐ミラー


写真は先日叔母が購入したホンダの軽自動車N BOXのドアミラーです。何故か前面にも鏡がついています。一体誰が何を見るためについてるんでしょう?

実はこれ、N BOX独自の安全装備で「ピタ駐ミラー(リンク)」と呼ばれるものの一部なんです。

運転席から助手席側を見ると、Aピラーの付け根にもミラーがついています。ドアミラーはこのミラーよりも後ろに位置していて、2枚の鏡を合わせ鏡の様に反射させることで、直接目視できない助手席側前方の死角確認できるというものなのです。上下2枚の鏡があり、下側の鏡がドアミラー前側の鏡とペアになって前方確認用、上側は少し角度がついており、助手席側ドアの辺りを見ることができるようになっています。

実際に運転してみましたが、縦列駐車などで前方障害物スレスレに出入りする時には重宝します。写真では少しわかりづらいかも知れませんが、ちょうど前方の白い車の右テール部分が映っており、自車と接触せずに済みそうだということが見てとれます。高級車ではドアミラー下部にカメラを搭載してカーナビ画面に表示する機能がついたものもありますが、こちらは鏡だけでコストパフォーマンス的には有利そうですね(ちなみに標準装備です)。難点はカメラの様に電子的にズームされないので像が小さめな点と暗所でやや見辛い点でしょうか。おそらく前にもっと長い車では(像が小さくなりすぎて)採用が難しいかも知れませんが、このN BOXという車にはピッタリの装備ですね。驚いたことに、ディーラーのセールスマンはこの機能について一言もPRせず、叔母は納車までここに鏡がついてることすら気付いてなかったそうです。もったいないですよね。

687. 新東名で見つけたインターフェイス


少し遅くなってしまいましたが連休ネタ2弾目。帰省に際し、せっかくだからと4月に開通した新東名を使ってみました。そこで見つけたインターフェイス・デザインを2点ほど紹介。

新東名の無人精算機のモック

1つ目はこちら。新東名では料金所が完全無人化されていて、ETC非装着車も全て無人ゲートを利用することになります。機械の苦手な人が困ってしまうこともあるでしょう。後ろには次々と後続車が並びますから時間圧も高いですしね。写真のものは実はニセモノ。少しわかりにくいですが、ただの箱に引き延ばした写真が貼ってあるだけです。場所はサービスエリアの一角。ここで落ち着いてよくレイアウトなどを確認しイメージトレーニングをしておくと本番で慌てなくて済む、という訳ですね。なかなか良い工夫ではないでしょうか。

ちなみにそれでもどうにもならなくなった時はテレビ電話システムでセンターのオペレーターの人と通話することもできるみたいですよ。障害者手帳を見せて割引きを受ける場合などもすべてカメラ越しのやりとりになるそうです。

新東名トンネル内の非常口サイン

2つ目はこちら。トンネルの中に点在する非常口です。巨大なピクトグラムが非常口を挟む形で描かれています。遠目にもかなり目立っていてわかりやすいなと思いました。

道路以外にも色々進化してますね。

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