写真は現在の主要なスマートフォンの充電/同期ケーブルのコネクタ部分です。左から、iPhone4SまでのDockコネクタ、iPhone5で新たに採用されたLightningコネクタ、Android端末で主流のmicroUSBコネクタです。
我が家ではベッドの枕元が充電コーナーになっており、就寝中に充電する習慣なのですが、時々電気を消した後でふと触りたくなってケーブルを抜き差しすることがあります。部屋は暗いですし、寝る前でメガネは外してしまっているので、使い終わって再びコネクタを挿し直す時にいつも手探りでコネクタの向きを試行錯誤していました。DockコネクタもmicroUSBコネクタも指でつかむ台座の部分は裏表対象な形状をしており、直感的には判別しづらいデザインになっています。
そこへきて新しいiPhone5用のLightningコネクタ(写真:中)はなんと電源コンセントのように「どっち向きでもOK」を実現してくれました。このあたりのこだわりの強さはAppleならではですね。使い回しの面では普及しているmicroUSBに統一してくれた方が嬉しかったような気もしますが、まぁ、充電と通信以外にも信号が出ているので仕方ないかなとも。
ちなみにコネクタの向きを間違えてイラっとする代表といえばUSBコネクタがあります。こちらは日本のBUFFALOがどちら向きにも刺さるUSBケーブル、USBフラッシュメモリ、USBハブ等を製品化しています。どうせならAppleもこれのライセンスを取ってケーブルの反対側もリバーシブルにしてほしかったですね。いずれBUFFALOから両端ともリバーシブルなケーブルが出るかな?
掲載日補足:
その後、ようやくiPhone5を入手し、このケーブルも使ってみましたが、従来と比べ抜き差しが固い上にコネクタが小さいので若干扱いづらくなった部分もあるなという印象です。Dockコネクタなら雑にどこ掴んで引っ張って抜いても安心感がありましたが、こちらはちっかりとコネクタをつまんでひっぱらないとすぐにケーブルが断線しそうな感じ。一長一短ですね。