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95. で、結局いくら使ったのか?~ユーザニーズ


パスネットの裏

写真はパスネットカード(関東圏共通の鉄道運賃プリペイドカード)の裏面です。

いつどの駅から乗って、どの駅で下車して、残高がいくらかが記載されていきます。

ここにいつもσ(^^)が必要とする情報が載っていないので、いつも不便な思いをしています。

それは「その乗車で結局のところいくら使ったのか?」です。

下の写真が最後の2行をアップにしたものです。

下2行の拡大図

最後の行は、512日に、田急町田から乗って初乗り運賃130円を引き(ここまでは乗った時に印刷)、OE(Odakyu Express?)央林間で下車、残額800円という意味だと思われます。

#金額が末尾の0が一個省略されてるのも直感的じゃないんですよね。

さて、σ(^^)の会社では、月末に立替交通費の申告をするんですが、この履歴が役に立つようで立たないです。その時かかった運賃は1行上の残額から当該行の残額を引き算しないと出てこないんですよね。

場所が限られているのはわかるんですが、上記の情報も結構ニーズが高いと思うんですけど、どうなんでしょうね?

ついでに似たような事例をもうひとつ。

T-ZONEカードの明細レシート

写真はパソコンショップのT-ZONEのポイントカードを利用した時に発行される明細レシートです。前回までの累計と今回新たに獲得したポイントが表示されてるんですが、結局今いくらたまっている(使える)かがどこにも書いてないんですよね。

ふぅ…

P.S.

ところでこういう鉄道のプリペイド、会社支給のと個人のと間違えないように、油性ペンで表にでっかく「会社用」とか書きたいんですが、面白いことに、JR東日本のイオカードは問題ないんですが、パスネットは弾いてしまって書けないんですよね。見ためにはわからない材質(印刷?)の違いで、以外なところに使い勝手の差が現れてます。皆さんのお住いのエリアの鉄道会社のものはいかがですか?

94. 近寄っちゃいけない自動ドア


サティの入口
サティの入口には張り紙が

写真は、サティつきみ野店の入り口の自動ドアの張り紙です。実際に開閉するガラス戸の横にある固定のガラス戸のところにもたれかかっていると危険であるという旨を知らせているわけですが、一部は開閉するガラス戸そのものにも貼られています。

アップ
いや、でも近付かないと入れないじょ

本来近づくと自動的に開いて便利な自動ドアに「近づかないでください」はないですよねぇ。一体どうやって入ればいいのかしら?

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道具眼コラム 4.専門家評価眼とツッコミ体質

93. USB機器の電源供給方式呼称~文言の主体


USB機器の電源供給方式に二通りあるのはご存知だと思います。セルフパワード方式とバスパワード方式です。スキャナやプリンタみたいに機器自身にACアダプタを接続して電源を確保するタイプと、マウスやキーボードみたいにPC本体のUSBポートから電源取るもの。

これってどっちがどっちだかすぐに言えますか?

σ(^^)はいつもこんがらがっちゃいます。多分、セルフパワードの「セルフ」が指す主体が曖昧なせいではないかなと思うんです。正しくはUSB周辺機器側「自身」が自分用のACアダプタから電源を確保してます、って意味合いだと思いますが、σ(^^)はどうも、一瞬PCを主体に思ってしまって、PC「自身が」電源を供給するから、例えばノートPCであれば別途外部電源を必要とせず独立系の中で動作できますよ、って言ってる様に聞こえてしまいます。なんか「セルフ」って言葉に、周りのお世話にならないで自分の面倒を見られるって語感がありますよね。あぁ、そうか。これも周辺機器側が主体であれば間違いじゃないのか。うーむ、多分σ(^^)的にはやっぱり周辺機器っていずれ単独では機能しないもの、付属部品であって、PC本体も含めたシステム全体にしか主体を設定できない感覚なのかも。

逆にバスパワードの「バス」はUniversal Serial BusのBusだからして、明らかにUSB端子から電源取れるよってことを意味してるんだけど、どーもσ(^^)の語感では何か電源を取るために別の端子をバスっと(寒っ)挿さないとダメな方ですよ、って言ってるように聞こえちゃうんですよね。

○使いやすさの秘訣 ゲリラ編 USB電源供給方法の区別の巻き

言葉の主体がどっちか、なんて判断は認知負荷が高いので、もう少し実践的なヤツいきましょう。まず間違いようないのがUSBマウスですよね。ACアダプタが別途必要なマウスなんて見たことない。つまり、マウスがバスパワードであることがわかれば、後の区別が楽ではないかと。マウスがバスだってことさえ覚えておけば。マウスがバス…あぁ、昔バスマウスっつー接続方式のマウスがあったよね。って、PC-9801全盛期の頃からパソコン触ってる人じゃないとわかんないか。というワケで、「何、マウス?マウスといったらバスかシリアルかじゃろ。USBなんか知らん。」という人は、とりあえず「バス=マウス」ペアはUSBの世界でも通じるという覚え方をしてはいかがでしょう。

バスマウスをご存知ない方は、年季の入ったパソコンユーザの方にでも聞いてみて下さい。ただし、「何?電源を入れたまま周辺機器を抜き差しなんて言語道断。電源を切る前にはSTOPキーを連打するのじゃ」とかいう話になり始めたら適当に切り上げて逃げるべし(^^;)。

ちなみにσ(^^)は先月誕生日でしたが、まだ20代。初めて買ったパソコンはMSXでした。マウスはジョイスティックポートに挿してました。

92. カードリーダーにメディアを入れるときに


これは、カードリーダーと呼ばれるものです。

カードリーダー
スマートメディアとコンパクトフラッシュの両方に対応

デジカメなどで撮影した写真はスマートメディアやコンパクトフラッシュなどのメディアに保存されます。そのメディアをパソコンに転送するためのものです。こういったカードリーダーが対応しているメディアの種類には何種類かあって、スマートメディア専用またはコンパクトフラッシュ専用、もしくはその両方が扱えるものなどがあります。

ところで、写真のものは両方のメディアを扱うことができるものです。しかし、両方のメディアを同時に使用することはできない仕様になっています。おもしろいのは、スマートメディアを入れているときに誤ってコンパクトフラッシュを入れないようにするため、スマートメディアを入れるとそれにともなってコンパクトフラッシュの挿入口の「フタ」が閉まるという仕組みになっています。こういった制約をつけることでエラーを未然に防ぐことができます。

スマートメディアを入れたとき
スマートメディアを入れたとき

それでは、その逆、つまりコンパクトフラッシュを入れているときにスマートメディアを入れてしまうのではないか?ということも考えられます。しかし、ここでも制約によりこの問題も解決しています。下の写真のようにコンパクトフラッシュを抜かないとスマートメディアを入れることはできないようになっています。

コンパクトフラッシュを入れたとき
コンパクトフラッシュを入れたときはこのように

91. どこからオープン?「ここからオープン」


キャラメル包装パッケージはよく見かけます。たいてい封を切るための帯が赤で一周されていて、このひもに沿って開封されるという認識がどなたにもあることでしょう。
ここでご紹介するのは、DVテープのパッケージで使用されているキャラメル包装です。

DVテープパッケージ写真

この製品はかなりきれいにシュリンクされていて、綴じ代もわかりにくいようにぴったりとくっついています。開封するには、パッケージ側面の「ここからオープン」と印刷された面に着目するしかなさそうです。

側面全部を矢印が覆っているために、2つの解釈が成り立ちます。

1.矢印が開封口を示している場合(矢印は開封する方向を表している場合)

私はこのように考え、開封口は矢印の後方にありそうだと考えました。さてそこで、後端部分をホジホジすると...ないんです。爪で引っかかるような開封のための糸口はありませんでした。

2.矢印の先端に開封口がある場合

矢印にはポイントを示す場合もあります。その場合は注目すべきは矢印の先端です。さてそこで、先端部分をホジホジすると...ないんです。爪で引っかかるような開封のための糸口はありませんでした。

いやぁまいりましたね。仕方ないので、丁寧に縁という縁を光にすかしながら、開封口を探しました。するとありました。矢印と同一面でありながらわずかに切り込みが入った開封口が...

ここから開けると、こう開きます。

最近のカセットテープやビデオテープなど各社工夫されているのが伺えます。下の写真のようですと、どこからあけるかがわかりやすいと思うのですが...(ただし、開封口がつかみやすいかは別ですけど)

DVテープパッケージ写真

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