カテゴリー: Web、GUI (page 24 of 24)

46. 券売機


画面に何も映ってない

先日京都へ行ったときのことです。

京都駅に設置してあるJRの券売機にふと、目が留まりました。この券売機は上段と中段に2つの大きなディスプレイを持ってます。ここで写真のように上段には「発売中」とありますが、中段の料金ボタンが表示されているはずのディスプレイは真っ暗です(これはおそらく省エネのためと思われます)。

どうしたら買えるのか。

答えは「ディスプレイに触ると、ボタンが表示される」です。

最近のATMなどでは近づけば表示されるものがあります。私はまずそう思い込んで近づいたのですが、何も起こらないので、故障なのか?ともう一度「発売中」の文字を確認してしまいました。さらにこの後、一瞬ぱっと触っても反応がせず、このことでどうしたら使えるのか考え込むことになってしまいました。結局はしばらく(といっても0.3s位だと思いますが)触ってないとボタンが表示されなかったように記憶しています。ついでになりますが、(この券売機はわからないのですが、)通常、上段のディスプレイが、「発売中」か「発売中止」の1文字しか変わらない表示というのもよろしくないです。せめて背景色と文字色を反転するとか、言葉を全く変えるとかして欲しいものです。

券売機って結構急いで利用する場合がありますが、そういう状況でこの券売機に初対面していたらかなり慌てたことでしょう。

せめて「画面に触って下さい」の表示を、画面のすぐ脇にでも記しておいてくれれば良いのですが(残念ながらそれらしき←のシールはそうではありませんでした)。またこの手の省エネ券売機、最近では関東にも設置されているそうです。

41. ATMの「テンキー」について


みなさんも銀行や郵便局のATMをよく利用すると思います。当然、金額や暗証番号を入力することになると思いますが、そのときは「テンキー」を使うことになります。そこでテンキーについてよく見てみると次の3種類に分類することができます。

電卓型 写真1:電卓型
電話型 写真2:電話型
並列型 写真3:並列型

テンキーの操作性について、ある研究によると3種類のうち電卓型が一番早く入力できるという結果が得られたそうです。しかし、ATMの場合早く入力するよりも正確に入力するということのほうが、プライオリティは高いと思います。また、お金を引き出して何時間かたったあとに「いくらおろしたっけ?」となった場合、一番並列型が記憶に残っているともいわれています。どの方式が良いのかというのは一概にはいえないのかもしれません。

25. 解りやすいアイコンとは?(microsoft word)


アイコンは情報伝達のわかりやすさという意味では文字より劣ります。しかし、GUIの進化にともないアイコンは重要な情報伝達の手段として必要不可欠な存在になりました。

例えば、図1はmicrosoft wordの書式設定のウインドウです。このアイコンたちを見ると、どのアイコンがどんな機能を持っているかすぐわかります。しかし、ここが重要です。何回か使ったことのある人はわかると思いますが、使ったことのない人は「なんだこれ?」となるわけです。


図1:microsoft wordの書式設定のウインドウ
図1:これで書式の設定をします


解りやすいアイコンを作成する場合、そのアイコンの意味と人間のメンタルモデルをうまく合致させることで初心者ユーザの方々にも解りやすくなると考えられます。例えば、図2はアイコンが太字で書かれており(アイコンの意味)とBold→太字である→頭文字はBである→だから「B」なのか!(メンタルモデル)がうまく合致している例であります。


図2:microsoft wordの書式設定のウインドウ
図2:太くするには太字をクリック

そこで、初心者ユーザの方に「文字を太くしてください」というタスクを与えた場合、このアイコンを選ぶ確率が高くなると予想されます。(というのも実験をしていないので正確にはわかりませんが…) 解りやすいアイコンとは、このような視点からも考えられます。

中には、無意識に自分がしたい操作のアイコンをすぐに選択できる場合がありますが、それはそのアイコンが解りやすいのです。UIには「透明性」という言葉があります。人間と機械の間に障害がなく、すんなりと理解できる、ということです。アイコンに限らず、様々な機器で「透明性を見る」ことができれば?いいなと思います。

20. Windows98のアンインストール時のダイアログ


Windows2000が発売されて今更な感もありますが、アレは実際には家庭用ではない、ということでまだまだWindows98ネタ。

下のダイアログはアプリケーションをアンインストール(削除)しようとした時に良く見られるダイアログです。


ダイアログ

結局のところどうしろって言うんでしょうね?「どのプログラムでも使用されていません。」としょっぱなで断言している割には、「もし使用されてた場合にはそのプログラムが動かなくなるかも。あまり確実でない場合は消去しないでね」と続きます。チェックに自信がなくてユーザに判断を求めるなら、最初から断定口調にしなければいいのにと思いますよ。

それとこのダイアログには問題がもうひとつ。実際の疑問文の後に説明とファイル名、場所の表示をはさんだ上で、「はい」「いいえ」の選択肢があるので、質問と回答選択肢がつながらないんですよね。散々文章を読まされて、「はい」「いいえ」と出ていても、「質問なんだっけ?」ということになってしまいます。

人間の作業記憶容量を鑑みたダイアログ設計が必要です。あるいは「消去する」「消去しない」といった具体的な選択肢にするという手も有効です。

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