カテゴリー: Web、GUI (page 15 of 24)

426. Yahoo!ニュースの自動ページ送り機能


私は、Webサイトでニュースを見ながらごはんを食べることがよくあります。

Webを見るためにはマウス操作をしなければなりません。しかし、食事中は利き手が箸でふさがっているので、都度マウスと箸を持ち替えなくてはならなかったり、そのときに食べ物をこぼしてしまうこともありがちです。

私が食事中によく見るのが、「Yahoo!ニュース」の中にある「写真ニュース」のページ。このページでは、「国内」「海外」「経済」「エンターテインメント」「スポーツ」「テクノロジー」「地域」といったカテゴリごとの写真付き記事を2秒、5秒、7秒間隔で自動的に更新できるのです。そのため、テレビのような感覚でニュースを見ながら食事ができるというわけです。 

「写真ニュース」ページ
自動ページ送り機能

写真付きの記事は眺めているだけでも飽きないので、こうした工夫は面白いと思いました。私のようにごはんを食べながらWebサイトを閲覧したい、という人にとって重宝しそうな機能だと言えますね。

421. 待たせるカーオーディオ


先日、レンタカーを借りました。

ラジオを聞こうとして選局をしましたが、どうやら放送局の設定があっていなく、うまく受信できません。そこで、受信できる放送局を自動的にセッティングしてくれる、オートプリセット機能を使おうと思いました。

「ポチッとな。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「長い・・・。」

「あ、プリセットできた。」

オートプリセット機能はよく使っていたのですが、いままでこんなに待ち時間を感じることはありませんでした。よくよく見るとこのカーオーディオ、周波数が表示されたり、変化するといったことがなく、画面がずっと止まったままでした。 

それがこの画面

私が普段乗っている車のカーオーディオは、オートプリセットしている最中にラジオの周波数が表示され、徐々に増加しながら、放送局と合うたびに「ピッ!」という音が出ます。一方、今回借りた車のカーオーディオは、オートプリセット中に画面の変化や音での通知は一切ありませんでした。

例えば、パソコンでは、ダウンロードや計算処理を行っている最中に「プログレスバー」という現在の進行状況を示す棒状の表示が出たり、駅の券売機では、発券作業中に「ただいま、発券中です」という音声で、どのように機能しているのかをユーザーに知らせる配慮がなされています。

同じ機能を実現していても、作動しているのかどうか、どのように機能しているのかをユーザーに知らせることで、安心感のある、もっと心地の良い「待つ」経験を提供できる機器になるのではないでしょうか。 

416. 安全に使える? 違和感あり? ~ATMの10キー~


先日、買い物中にお金を下ろす必要があって、ショッピングセンターに設置してあるATMを利用したのですが、暗証番号を入力しようとしたら「暗証番号が違います」という表示が・・・

おかしいなぁと思ってタッチパネルの画面を見ると、10キーの配置がメチャクチャになっているではありませんか!

配置がシャッフルされています

このような10キーは銀行のwebサイトで「シャッフルキー」として紹介されており、手の動きから暗証番号を盗み見られないように導入されているとの事です。タッチパネルの画面に表示する方式ならではの工夫ですね。

しかし、私がいつも利用しているコンビニATMの10キーはキーボードのような機械式で、手の動きで暗証番号の入力を覚えてしまっています。そんな私にとってはシャッフルされた配置に違和感があり、かえって入力に手間取ってしまいました。

元々は安全性を高めてユーザを守ることが狙いなのに、それを不便に感じてしまうユーザも少なからずいる。これが安全性と利便性のジレンマというものなのでしょうね・・・

391. モバイルSuicaの利用履歴


それはいつものように月末、まとめて営業交通費を精算していた時のことでした。

私は携帯電話を「おさいふケータイ」対応機種にしてから「モバイルSuica」を愛用しているのですが、もしかして「モバイルSuica」の利用履歴を見れば簡単に運賃が調べられて、 この作業をすばやく終わらせられるのではないか?と思いつきケータイ取り出し、早速アクセス!!

・・・したのですが、期待はあっさり裏切られてしまいました。“使った金額の履歴”ではなく、“残高の履歴”が表示されたのです。利用履歴という見出しから、クレジットカードの利用明細のような画面を期待してしまったのは、私だけなのでしょうか。 

武蔵溝ノ口-武蔵小杉の運賃は573-423=150・・・ちょっと面倒

ちなみに「Edy」も愛用しているのですが、「Edy」は利用履歴で使った金額を確認することができます。

マイナス表示は支払額、使った額が一目でわかる

「Edy」も「モバイルSuica」もトップページで現在の残高を表示しています。残高は現在の残高さえわかれば十分なので、利用履歴では残高より使った額が一目でわかるほうが望ましいのではないでしょうか。

387. かゆいところに手が届くR25式モバイル路線検索サイト


私は、会社に来るまでに2時間弱、電車の乗継を3回もする場所に住んでいます。朝出社の際はさほど影響はないのですが、夜遅い時間に帰宅する際、乗継によっては帰宅時間が大幅に違って来ます。そこで私はよく携帯電話で路線検索サイトを利用するのですが、使っていて「なぜだろう?」と思うことがあります。

それは、次のようなケースです。

その日も帰宅が遅くなりそうなので、いつものように路線検索サイトで時刻を調べ、検索結果の電車に乗り込みました。ところが、検索結果では途中の乗継駅である南武線武蔵溝ノ口駅への路線検索が「23:26発」と表示されているにも関わらず、実際には一本早い「23:12発」に乗ることが出来たのです。 

図1:いままで使用していた乗換案内サイトによる検索結果

常々思っていたのですが、この手の検索システムは、駅の混雑状況に関わらず、多少余裕を持たせた路線検索を設定してくれるのではないでしょうか。ですからスタートは指定の電車に乗っても、途中の乗換のタイミングによっては一本早い電車に乗れることもあるのだと。であれば、最初から利用者の急ぎ度合いに対応して検索してくれるサイトがあっても良いものではないかと考えていました。

ある時、友人にこの話をしたところ、「R25式路線検索」というサイトを勧められました。 このサイトは普通に乗換を検索する機能の他に『せっかち』、『ふつう』、『ゆっくり』といった具合で、3タイプの乗換状況に合わせて検索できる機能が備わっています。 早速『せっかち』に設定し、前述した路線検索サイトと同じ経路と出発時間で調べてみました。すると、南武線武蔵溝ノ口駅を「23:12発」という一本早い検索結果が表示されたのです。

図2:R25式路線検索サイトによる検索

この『せっかち』、『ふつう』、『ゆっくり』という乗換状況に応じて選択できる機能は、いままでの路線検索にはなかった利用者の状況(急ぎ度合い)に対応してくれる便利な付加機能だと感心しました。

ちなみに、私は一刻も早く目的地に着きたいタイプなので、もっぱら「せっかち」に設定して検索しています。 

« Older posts Newer posts »