カテゴリー: Web、GUI (page 12 of 24)

508. どこから操作を始めたらよいの?~都営バスの経路検索~


引っ越しをしてバスが身近な移動手段になりました。近所のバス停からの行き先や時刻表を調べようと思い都営バスのWebサイトを訪れました。

バス経路検索画面。赤枠の部分が検索のスタート地点

私は経路検索の画面に進み、赤字の“選択してください”やその周辺のボタンをクリックしたのですが何も起こりませんでした。どうなってんだ?冷静になって画面をよーく見てみるとそのすぐ下に停留所名称の入力フォームがありました。なんとここが検索のスタート地点だったのです!
実際に検索を始めると手順がかなり複雑で、何がどうなっているのかさっぱり分かりませんでした。停留所名を入力して検索するとまず乗車する停留所が確定し、もう一度停留所名を入力して検索すると降車する停留所の確定になります。これで乗車と降車の停留所が決まったので、ようやくこの区間のバス経路の検索が始められます。

操作を振り返ってみると、この画面には「○○して下さい」がいくつもあって、結局どこをどのような順で操作していけばよいかが非常に分かりにくいのです。画面を見たときに操作する場所と順番が分かるようになっていて、さらに、バス経路を調べるための一連の操作手順が把握できるとよいと思います。もっと言うと、画面の上から下へ順に操作をしていけば作業が完了するような画面レイアウトになっていると直感的でよいと思います。

バスは公共の交通機関であるため、初めて利用するユーザでもうまく使えるようになっていることが求められると思います。Webサイトにもその思想を反映させてほしいと思います。

都営バス 東京都交通局 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/
トップページ左側のメニュー「経路検索(toBus.jp)」から遷移できます。 

507. 邪魔なところにアイコンがないタッチパネル


先日、背面の液晶がすべてタッチパネルになっているデジタルカメラ(SONY DSC-T300)を触る機会がありました。
背面にはタッチパネル液晶しかなく、たくさんアイコンが描いてあるので、間違って変なところを押してしまったらいやだなあ…と思いつつ、恐る恐る構えてみたのですが、そこであることに気がつきました。

写真1:通常の画面 右上にスペースがある

画面右上部分にアイコン表示のないスペースがあるのです。右手人差し指をシャッターボタンにかけるとちょうどこの位置に親指が当たるので、自然に構えることができました。

写真2:右上のスペースに親指を当てるとアイコンが消える

その上、そのスペースに親指を当てると、それまで表示されていたアイコンがすべて消え、被写体のみに集中できるようになっています。

これなら誤動作を気にせず、しっかり構えて写真を撮れますね。

参考:SONY Cyber-shot DSC-T300 (http://www.ecat.sony.co.jp/camera/dsc/products/index.cfm?PD=30325&KM=DSC-T300) 

496.自転車の敵は登り坂。坂がわかるルート共有サイト


私、たまに自転車で遠出をします。そんな自転車の旅の敵と言えば「登り坂」です。初めて通った道では、突然のきつい登り坂に何度も泣かされてきました。

そんな私ですが、最近は「登り坂」対策のために、このサイトをよく利用しています。

ALPSLAB route
http://route.alpslab.jp/

このサイトは、ルート共有サイトといって、通勤・通学・ジョギング・サイクリング・ドライブなどのルートを作成して、公開することのできるサイトです。 

公開されているルートは、このように表示されます

このように、ルートの最初から最後までの高低差情報が表示され、どんなアップダウンがあるのかが一目瞭然なのです。

ルートの高低差情報表示

地図を見ただけではなかなか坂の感覚が分からず、いざ走ってみてひいひい言うことが、今まではよくありました。(慣れてくると、地図上の道路形状をみただけで、ある程度アップダウンの想像はできるようにはなるのですが…)このサイトを使えば、なるべく坂のないルートを選ぶことができますし、少なくともつらい坂の覚悟はできます。「ルートの高低差情報」を教えてくれる、自転車乗りの私には大変助かるサイトです。

494. プロジェクタの親切なメッセージ画面


2つの機器を接続して利用する時に、どちらが原因で正しく使えないのか分からない。そんな経験、皆さんにもありませんか?

私がよく迷うのは、会社や訪問先でプロジェクタ(投影機)を利用する時です。パソコンとプロジェクタを接続して、画面を切り替えようと操作しても上手く投影されないことがあり、原因がパソコン側とプロジェクタ側のどちらにあるのかを探り当てるまで、右往左往してしまいます。

ところが先日、訪問先で会議を行う時に、用意されていたプロジェクタに感動しました。 

設置されていたプロジェクタ

プロジェクタが正常に動作しているにもかかわらず、パソコン側の操作が誤っている時は、このようなメッセージ画面(下図)が投影されます。私も、こちらの案内にしたがってパソコンの操作を行い、スムーズに投影することが出来ました。

無信号画面のメッセージ

ノートパソコンの画面をプロジェクタや外部モニタ用に切り替える操作は、日常ではあまり使う機会がなく、しかもご覧の通り、メーカーによって押すボタンが違います。しかし、このメッセージ画面のおかげで、プロジェクタが正常に動作していることと、今は何を確認すればよいのかが同時に伝わり、映し出されなかった原因がどこにあるのか素早く判断できました。

複数のパソコンを繋ぎ替えながら使う場面や、慣れていないパソコンを接続する場面では、正しく映し出されないと焦りを感じることが多いので、このメッセージは非常に嬉しいです。この親切なメッセージ画面のおかげで、この日の会議は余裕を持って対応することが出来ました。 

参考リンク

TAXAN http://www.taxan-projector.jp/

486. チョコ?それとも?~バレンタインギフトの選び方~


もうすぐバレンタインですね。街にはバレンタインギフト向けのチョコやジュエリーが並んでいて、「甘い&キラキラ」にワクワクします。

バレンタイン以外にも誕生日やクリスマス、記念日を問わずプレゼントをもらうのはうれしいものです。「ほしいと思っていたもの」をもらったときはもちろん、「意外ながらもしっくりくるもの」をもらったときには、贈り主の心遣いに感心します。モノにつられている気はしないでもないですが、贈り物が上手な人には惚れますね。「ちゃんと私のことを考えて選んでくれたのだな」と思いやりを感じるからでしょうか。

プレゼントを選ぶポイントにはいくつかあります。

  • 誰に贈るか…相手との関係性、相手の雰囲気や好み
  • 何を贈るか…かたちが残るもの(アクセサリー、雑貨など)/かたちの残らないもの(花やお菓子、お酒など)
  • 予算はいくらか などなど

様々な選択肢の中から相手の心をキャッチできそうなものを選ぶわけですが、その「選び方」がおもしろいサイトを見つけました。 

Tiffany Gifts Of Love(画像は「熱烈恋愛中の女性へ」の贈り物として絞り込まれたもの)

このサイトでは『女性へ|男性へ』を選んだあと、検索条件で『ふたりの関係』or『相手のスタイル』を選択すると、多数の商品の中からそれぞれに適したTiffanyからのおすすめが残ります。(検索条件の例として、『女性へ』と『恋人同士(ふたりの関係)』を選ぶと何が残ると思いますか?…なんと、残るのはエンゲージリングです!)贈る相手との関係性やその人の雰囲気で選ぶという視点が興味深いですね。心の中で思う「これを贈ろうかな」という商品と、そこでの絞り込みが一致すれば、贈る側も自信を持ってアタック(死語?)できるのではないでしょうか。

さて、私は何を贈ろうかな。贈り物上手になりたいものです。 

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