カテゴリー: 公共、住宅 (page 47 of 53)

66. 「家賃」【8万5千円】、「通勤先」【渋谷】


今日は、引越しの話です。皆さんは引越しをするときに、どのような条件で引越し先を探しますか?物件にはいろいろな条件があり、重要視するものも人によってさまざまです。

では、それらの条件の中でも、「会社までの通勤時間」というのは、どうでしょう。結構重要な条件ではありませんか?

私は今、「渋谷からなるべく近くて、駐車場込みで家賃8万5千円」という条件で物件を探しています。ところが、この条件をインターネットで探そうとすると、実は非常に大変です。物件を探すには、沿線か地域を選択しなければいけません。でも、私にとって地域や沿線はどうでもよくて、8万5千円という条件の中で、渋谷までの通勤時間がなるべく短ければよいのです。

ましてや、引っ越すときには必ずしも引越し先の地理に明るいわけではありません。沿線なんてぜんぜんわからないこともあるでしょう。そういうときこそWEBでの検索が有効なのにも関わらず。

そこで、地域条件の中に、「通勤先の駅」を加えてみるとどうでしょう。

私の場合には、「家賃の上限」に【8万5千円】、「通勤先の駅」を【渋谷】として、オプションで【なるべく早く】とでもしておきましょう。あとは「駐車場の有無」が指定できればそれで十分事が足ります。

また、「家賃」は【なるべく安く】、「通勤先の駅」は【渋谷】で【30分以内】、という検索もありでしょう。

物件のデータベースには最寄り駅の情報はあるわけですから、あとは検索のエンジンに「乗り換え案内」のような路線経路を検索できるアプリケーションを実装すればそれだけで実現できそうです。こういった、ユーザーによって異なるニーズに個別に対応する、通常のセグメンテーションとは異なった視点からの検索は、紙媒体では難しく、コンピュータ上でこそ活きてくる手法です。

賃貸物件の検索サービスを行っているサイト管理者の皆様、如何でしょうか。ご連絡をお待ちしてます(^_^;)。

64. 部屋の照明のスイッチはどっち?


これは私のアパートにある照明用のスイッチです。私の部屋は3畳ほどのロフトがあります。そのため、ロフト用の照明と部屋の照明と二つの照明があります。写真のスイッチは一階にあるものですが、こいつで両方の照明をつけたりけしたりできます。

夜、会社から帰ってくると暗いので照明をつけようとするのですが、いつも部屋の照明をつけようと思うのですが、最初にロフトの照明をつけてしまうのです。私のメンタルモデルは、「上のスイッチはより高いところにあるのでロフト用だ」と構築されていて、これが実際のスイッチと逆になっているのです。

BOOKMARK ボタン

なぜロフト用の照明スイッチに凸点がないのかといいますと、実はロフトにもスイッチがあり、こちらでもオンオフができるようになってました。ロフトのスイッチにも凸点がありません。凸点があるとオンオフが決まってしまいますので、消灯する場所が違うとオンオフが逆になってしまうという現象が起こってしまいますね。そのため、凸点がないのでしょう。(読者の方からもご指摘がありました。)

しかし、私は上下の場所による対応付けの方が強くモデルとしてもってしまい、オンにしたい方の逆のスイッチを押してしまうことがありました。そこで、私はこのスイッチをよく見ると、上のスイッチに凸点が設置されているのに気がつきました。これを手がかりに新しい(自分がわかればいいやという)メンタルモデルを考えました。

「部屋の照明を操作するのは頻度の高いこと。だから、より目立っていた方がいいんだ!」

これで、間違えてロフトの照明をつけることはなくなるでしょう。

63. どこが空いてる?高速道路SAのトイレ


案内板の写真

写真は東名高速道路のあるSAの女子トイレに備え付けられた空いているの個室を示す案内板です。

SAのトイレって広くて便器の数が多いのはいいんですが、構造が複雑なんですよね。男性用の場合はそれでもたいていどこかは空いているので適当にいけばいいんですが、女性用はそうはいかないのかも知れません。これで効率よく空いている個室に辿り着けるとしたら充分に価値がありますね(すると、フォーク並びするにはこの案内板の前に列を作らないとダメってことかな?)

このシステムの存在そのものもかなり「イイ!」評価なんですが、デザインもなかなか良く練られていると思います。まずユーザにとって重要だと思われる和式、洋式がエリアの色分けで示されていてひと目でわかる点。しかもよく見ると便器の形まで描き分けられていている芸の細かさ(画像をクリックすると拡大)。

使用中か否かは緑と赤という直感的なLED色でわかりやすいです。ただひとつ難を挙げれば、この2色LEDの赤と緑というのは、第1色覚異常の方には判別が難しいということです。せっかくの素晴らしいシステムも、彼女達にとってはただの地図でしかありません。おそらく使用中か掃除中かという区別は一般のユーザにはあまり重要ではないないので、掃除中だけでなく使用中も赤の点滅にしたらどうでしょうね?

P.S.
えっ、この写真をどうやって撮ったかって?ご想像におまかせします(^^;)。

60. エスカレータの通行表示~アメリカでは


またまた読者の方から情報を頂きました。ありがとうございます(^_^;)。

以前の日記で、エスカレータでどちら側を空けて立つか、という話題がありましたが、アメリカでのサインの例を送っていただきました。

実に明快です。歩く人は「WALK」側。何の語弊もありません。写真では分かりませんが、右側には「STAND」とあったそうです(なかったかもしれないそうですが)。


Detroit Wayne/Metropolitan Airportの動く歩道

ちなみに左側を空けて右に立つ大阪スタイル(今勝手に名付けました)。世界的にはどちらが優勢なのでしょうか。

関連ページ
使いやすさ日記/33.駅のエスカレータは右側通行?

58. 180円の切符が買いたい!~JR駅券売機


先日、読者の方からメールでネタを頂きました。皆さんご存じ、電車の券売機についてです。

以下、その読者の方が、JR(東日本)を使って、ある駅から隣の駅に行こうとした時のことです。

——————

(略)

私が、券売機の上の路線図と料金(180円:最低料金)を確かめてから、やおら券売機で切符を買おうとすると、最低料金のボタンが無い!

ざっと画面全体を眺めても、画面切り替えの(GUI)ボタンは無いし、250円(?)くらいからしか料金ボタンは無い。あせって路線図を見直しても180円に間違いが無く、結局「この券売機は、中距離以遠用だ」と思い込んで、別の券売機に移動しました。

移動しても、短距離専用(らしき)券売機は無く、結局同じタイプのにむかうんですが・・。

結局、私の頭の中には、「切符は料金を確認してから、料金指定をして買うものだ」との思い込みがあり、「大船」と書かれたボタンを認識できなかったのが原因ですが、せめて、駅名と料金を併記してもらえればありがたいのにな、と思った次第です。

(略)

——————

『切符を買う』という作業(タスク)は、[1].路線図なり料金表なりを見て目的地の料金を調べて、[2].その金額の切符を券売機で買う、という2つのサブタスクを連続して行うタスクです。

そして、目的地までの料金がわかった時点([1]が終了)で、『切符を買う』というタスクは『隣の駅行きの切符を買う』という一連のタスクから、『180円の切符を買う([2])』という2つ目のサブタスクのみへと変化します。

そのため、実際に目的地の駅名が目の前にあるにもかかわらず、そのボタンに気付くことが出来ません。なぜなら既に探しているのは【駅名(大船)】ではなく【料金(180円)】ですから。

最寄りの駅のボタンが料金ではなくて駅名になっているのはキセル防止のためらしい(一番安い切符を買うのを抑止する、らしい)ですが、正しく切符を購入しようとしている人にとっては、実に使いにくいものになっています。これでは本末転倒です。キセル対策は別でやることにして、全てのボタンを料金表示に揃えるべきではないでしょうか。

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