投稿者: 古田 (page 93 of 103)

364. ふと思うこと / 携帯電話でのパスワード入力について


最近携帯電話を替えました。春ですし。(編注:執筆時点は春でした)
機種変更に併せてEdyやモバイルSuicaなど、前の機種で使っていたおサイフケータイのデータも新しい機種へ移しました。

それから、何日か経った頃でしょうか。
Suicaの残高が少なくなっていたのでチャージ(入金)をするため、モバイルSuicaを起動、ログインをしようとしたのですが、いつも使っていたパスワードが入力できません…!

前の機種でモバイルSuicaを登録するときに、数字とアルファベットを組み合わせた奥深いパスワードにしたのが仇となってしまったようです。

一般的な携帯電話の場合、1つのキーに数字と複数のアルファベットが割り当てられています。“C”と入力したいときはアルファベット入力モードにして[2]を3回押すわけですが、新しい機種では、[2]を押した瞬間、他の人から見られてもパスワードがバレないように“*”と表示されてしまいます。
数字だけのパスワードであれば、それぞれの数字に対応するキーを押していけば問題なく入力できるのですが、これがアルファベットとなると、いま入力している文字が“A”なのか“C”なのかさっぱりわからなくなってしまいます。 

図1:入力した内容が*で伏せられている

ちなみに前の機種では、“A→B→C”と文字を送っている間は入力している文字が表示されたままで、カーソルが次に移ったタイミングで“*”が表示されるようになっていました。

図2:カーソルが移ると“*”になる

セキュリティと操作性の面、どちらを優先させるのかは悩ましいところですが、複数の機種をまたいで使われるサービスが運用されている以上、その受け皿となる携帯電話も、必要のある部分に限っては、統一されたインタフェースにしていかなくてはならないのでしょうかね。

363. 「これってつまみ?」ドリップ式コーヒーの悲劇


頂き物のドリップ式コーヒーがあったので飲もうとした時のことです。コーヒー豆の入ったフィルターを取り出し、「線にそってお切りください」という表記に従いミシン目を切り取り始めたその瞬間、間違いに気づきました。

間違えた切り取り方

私は「線にそってお切りください」と書いてある厚紙の部分が、“つまみ”に見えたので その厚紙の部分のみを切り取ろうとしたのですが、剥がしていってもフィルターが破れないため、方法が間違っていることに気が付きました。どうやら表裏にある厚紙でフィルターを挟み込み、一緒に切り取るという方法が正しかったようです。

正しい切り取り方

普段私が飲んでいるドリップ式のコーヒーも、厚紙でフィルターを挟み込んで切り取るという同様の仕組みですが、厚紙がフィルターに覆いかぶさるような形をしているため、特に意識することなくフィルターも一緒に切り取ることができていました。
しかし、このもらい物のコーヒーは、厚紙の端に切り込みがあることと、「OPEN」という文字と矢印マークがその部分に表記されていることから、ミシン目をはがす為には「厚紙をつまんで引張るものだ」という意識が働いてしまったのだと思います。ちなみに社内の人間もやはり同じミスをしていたことを後日知りました。

厚紙でフィルターが覆われている(普段飲んでいるコーヒー)
厚紙の部分がつまみに見える(間違えた頂き物のコーヒー)

同じ構造、仕組みを利用したドリップ式コーヒーにもかかわらず、切り取り部分の形状やガイドする文字の位置などの違いで、ささやかなミスにつながることを感じました。

362. 本を押さえる救世主


レシピを見ながら料理を作ったり、 参考書を見ながらパソコンに入力したりと、 “本を見ながら他の作業をしたい!”と思ったことはありませんか? しかし、いざ作業をしようと思うと、そのレシピや参考書は、手を離すと勝手に閉じてしまいます。 

そんな時、本を押さえる道具(BOOK STOPPER)という商品を見つけました。 これがあると、本を押さえたい時に、 さっと、本の端に挟むことができます。 

これなら、手を離しても、本が閉じることはありません。本を見ながらどんな作業だって出来ます!

BOOK STOPPERは、本の端に挟むだけなので、 大切な本を傷つける心配もいりません。それに、どこに置いても邪魔にならない、というのがうれしいです。僕は、挟む特徴を利用して、写真立てやメモ置きなど、他の用途でも使っています。

いつでも、ちょっとしたことで使える僕のお気に入りになっています。

361. これなら安心。iPodの音量制限


通勤途中、電車の中でiPodを使って音楽を聴いていました。イントロを飛ばそうとして曲を早送りしようとしたところ、大音量になってしまいビックリしてしまいました。 iPodはスクロールホイールを指でなぞることによって、カーソル移動や早送りなどの操作をすばやくすることができる反面、音量調整時に勢いあまって大音量になる危険をはらんでいます。

先日新しくiPod nanoを購入し、音量制限の機能が付いていることに気が付きました。この機能は制限した音量以上にならないように設定ができます。 

最大音量を耳で確認しながら設定できます

ユーザがこの音量制限を設定しておけば、不意に音量を操作してしまっても必要以上に音が大きくならないので、ビックリするようなことはありません。

このような操作ミスや故障による被害を最小限に食い止めるための設計をフェイルセーフといいます。この音量制限の機能はユーザ自身が設定をしなくてはいけませんが、iPodの操作特性による危険をうまく軽減したフェイルセーフだと感心しました。 

360. ペットボトルのラベル剥がし 第二弾 つまみやすくて剥がしやすい


以前『327.ペットボトルのラベル剥がし。決め手はミシン目の数!』と言う記事で、 ラベルについているミシン目が一本より二本の方が剥がしやすい、 という記事を紹介しましたが、さらに剥がしやすくなったラベルを発見しました!

以前のものでは単純にラベルにミシン目がついているだけでしたが、 指がかかりやすい工夫をしてあるラベルを見つけました。

これがそのラベルです!!

以前のラベル 改良後のラベル

サントリーウーロン茶のラベルで見つけたのですが、 引き剥がしはじめの部分に横に「切れ込み」が入っています。 この「切れ込み」に指をかけると・・・

帯状に剥がれていき、途中で切れることなく、 スムーズにラベルを剥がすことが出来ました。

ミシン目の位置がペットボトルの角の部分にあたってしまうと、 「切れ込み」に指がかかりづらくなってしまう、という課題は残っていますが、 「切れ込み」のないラベルに比べるとつまみやすくなっていると思います。

ラベルのミシン目に、さらに「切れ込み」をいれるというちょっとした工夫ですが、 着実に改善されていますね。 

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