通勤途中、電車の中でiPodを使って音楽を聴いていました。イントロを飛ばそうとして曲を早送りしようとしたところ、大音量になってしまいビックリしてしまいました。 iPodはスクロールホイールを指でなぞることによって、カーソル移動や早送りなどの操作をすばやくすることができる反面、音量調整時に勢いあまって大音量になる危険をはらんでいます。

先日新しくiPod nanoを購入し、音量制限の機能が付いていることに気が付きました。この機能は制限した音量以上にならないように設定ができます。 

最大音量を耳で確認しながら設定できます

ユーザがこの音量制限を設定しておけば、不意に音量を操作してしまっても必要以上に音が大きくならないので、ビックリするようなことはありません。

このような操作ミスや故障による被害を最小限に食い止めるための設計をフェイルセーフといいます。この音量制限の機能はユーザ自身が設定をしなくてはいけませんが、iPodの操作特性による危険をうまく軽減したフェイルセーフだと感心しました。