投稿者: 古田 (page 64 of 103)

511. どうせならあと一歩・・・ ~プリント端末の待ち時間について~


久しぶりの海外旅行で大量に写真を撮影してきました。せっかくなのでプリントアウトしてアルバムにでも入れようと思い、家電量販店に出向いてプリント端末を試してみることにしました。

今回はPrintRushで印刷してみました

タッチパネルをポチポチと操作し印刷を開始!すると画面上に神経衰弱のようなゲームが現れました。写真の枚数が多くなると、印刷が終わるまでそれなりに時間がかかります。時間つぶしの為に準備してあるのでしょう。

簡単な神経衰弱のようなゲームです

1回ごとの区切りが短く、何回やっても楽しめるゲームなので時間つぶしに向いています。良く考えてあるなと思いながらゲームに熱中していると、突然画面が切り替わり、”プリントが完了しました”の文字が・・・。印刷終了と同時にゲームも強制的に終了してしまったようです。「あと少しでクリアだったのにな・・・。」と残念な気持ちに包まれながら刷り上った写真を取り出しました。

プリント終了の画面が・・・。ゴール直前だったのに!

ユーザの満足度を高めるためのゲームでガッカリしてしまいました。表示されるものが広告ならば問題ないのでしょうが、こういった没入感を伴うゲームの場合は「印刷の終了は知らせるが、最後のゲームが終わるまで画面を切り替えない」といった配慮があってもよかったと思います。どうせ一回のゲームは十数秒で終わりますし。

印刷の待ち時間まで考えてデザインされているだけに、写真を受け取る瞬間までユーザの気持ちを想像して欲しかったなと思います。 

510. トレーのゴミを片手でポイっ


皆さんは、ファーストフード店でゴミを捨てるのに手間取って、困った経験はありませんか?

うまく捨てられません

私がよく行くファーストフード店のゴミ箱は、投入口にフタが釣り下がっているタイプです。そのため、荷物を持っている時などトレーと逆の手が塞がっている場合は、フタが開けられず困ってしまいます。トレーの端で押しても、上に載っているゴミを投入できるまでフタを押し開けることは出来ません。

しかし、先日立ち寄ったファーストフード店では、このようにフタの構造に工夫を施したゴミ箱になっていました。 

マクドナルドのゴミ箱

このゴミ箱では、フタが左右に分離しているので、軽い力で押すだけで、差し込んだトレーと同じ幅だけ開くことが出来ます。

ロッテリアのゴミ箱

こちらは、フタが上下に分離しています。下のフタをトレーで押すと、それに応じて上のフタも自動的に開く構造となっています。

このようにフタの構造が変わることで、片手が塞がっていてもトレーのゴミが楽々捨てられました。手軽においしく楽しめるファーストフードだからこそ、食事のあとも気楽に済むような「隠し味」はうれしい限りですね。

509. シールで判るアボカドの食べ頃


見慣れない頃は敬遠していたアボカドですが、友人にその美味しさを教えてもらってからは、自分でも料理に使うようになりました。ところが、自分で調理するとなると食べ頃の判断が難しく、ある時は熟れすぎていたり、逆にまだ固かったりと、なかなか美味しく食べることができません。

アボカドの食べ頃っていつなの?と思っていたところ、とあるスーパーで見慣れないシールが貼ってあるのを見つけました。 

アボカドの食べ頃を示すシール

このシールは、産地の他に「追熟中」「食べ頃」という文字と、3つの色(黄緑/緑/濃い緑)が表記されています。
表記の意味についてお店の人に聞いてみたところ、これは食べ頃までの表面の色の変化を示したもので、濃い緑は食べ頃を表している、とのことでした。

なるほど、シールの色と表面の色とを比較することにより、ひと目で現在の状態を知ることができます。このシールがあれば、数日後に食べる場合には「追熟中」のものを、すぐに食べたい場合は「食べ頃」のものをというように、店頭で購入する時に自分好みの成熟具合を選ぶ目安にもなりそうです。また、そもそも食べ頃があることさえ知らなかった、というようなアボカド初心者には、美味しく食べるためのコツを伝えられますね。

しかし、食べ頃を過ぎたアボカドは色の変化が無くなり、色で「熟れ過ぎ」を知ることはできないそうです。

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508. どこから操作を始めたらよいの?~都営バスの経路検索~


引っ越しをしてバスが身近な移動手段になりました。近所のバス停からの行き先や時刻表を調べようと思い都営バスのWebサイトを訪れました。

バス経路検索画面。赤枠の部分が検索のスタート地点

私は経路検索の画面に進み、赤字の“選択してください”やその周辺のボタンをクリックしたのですが何も起こりませんでした。どうなってんだ?冷静になって画面をよーく見てみるとそのすぐ下に停留所名称の入力フォームがありました。なんとここが検索のスタート地点だったのです!
実際に検索を始めると手順がかなり複雑で、何がどうなっているのかさっぱり分かりませんでした。停留所名を入力して検索するとまず乗車する停留所が確定し、もう一度停留所名を入力して検索すると降車する停留所の確定になります。これで乗車と降車の停留所が決まったので、ようやくこの区間のバス経路の検索が始められます。

操作を振り返ってみると、この画面には「○○して下さい」がいくつもあって、結局どこをどのような順で操作していけばよいかが非常に分かりにくいのです。画面を見たときに操作する場所と順番が分かるようになっていて、さらに、バス経路を調べるための一連の操作手順が把握できるとよいと思います。もっと言うと、画面の上から下へ順に操作をしていけば作業が完了するような画面レイアウトになっていると直感的でよいと思います。

バスは公共の交通機関であるため、初めて利用するユーザでもうまく使えるようになっていることが求められると思います。Webサイトにもその思想を反映させてほしいと思います。

都営バス 東京都交通局 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/
トップページ左側のメニュー「経路検索(toBus.jp)」から遷移できます。 

507. 邪魔なところにアイコンがないタッチパネル


先日、背面の液晶がすべてタッチパネルになっているデジタルカメラ(SONY DSC-T300)を触る機会がありました。
背面にはタッチパネル液晶しかなく、たくさんアイコンが描いてあるので、間違って変なところを押してしまったらいやだなあ…と思いつつ、恐る恐る構えてみたのですが、そこであることに気がつきました。

写真1:通常の画面 右上にスペースがある

画面右上部分にアイコン表示のないスペースがあるのです。右手人差し指をシャッターボタンにかけるとちょうどこの位置に親指が当たるので、自然に構えることができました。

写真2:右上のスペースに親指を当てるとアイコンが消える

その上、そのスペースに親指を当てると、それまで表示されていたアイコンがすべて消え、被写体のみに集中できるようになっています。

これなら誤動作を気にせず、しっかり構えて写真を撮れますね。

参考:SONY Cyber-shot DSC-T300 (http://www.ecat.sony.co.jp/camera/dsc/products/index.cfm?PD=30325&KM=DSC-T300) 

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