投稿者: 古田 (page 101 of 103)

324. 飲み物をこぼしそうになる自動車のカップホルダー


先日乗ったTIIDAには、写真のようにリアシートの中央にある肘掛けに、カップホルダーが付いています。

リアシートの肘掛けに設置されたカップホルダー

リアシートもリクライニングでき、ちょっとゆったりと座ることができます。 と、ここまでは快適な後部座席の紹介でした。

リアシートを最大にリクライニングした状態

しかし、リアシートのリクライニングと連動して肘掛けが持ち上がるため、その角度によっては、カップホルダーに置いた飲み物の中身をこぼしてしまう危険性が潜んでいるのです。しかも、リクライニング調整をする際、リアシートを倒そうと背もたれの横にあるレバーを引くと、背もたれに自分の体重がかかり「バーン」と一気にシートが倒れてしまいます。

オーナーならば、注意すれば大丈夫と思うかもしれませんが、大事なゲストをリアシートに乗せて、飲み物をこぼしてしまったら?・・・と想像すると結構怖いものを感じます。

CMでもアピールしているように、インテリアの上質感や居住性の良さは感じましたが、リクライニングの角度を変えても、肘掛けが水平を保つような仕組みでないとユーザは気が気でありません。当然のことですが、このような細かい部分にも配慮がほしいものですね。

323. 単純なのに使いにくい!ベッドのコントローラー


私はせっかくの夏休みを残念ながら、病院で過ごす事となってしまいました。

その時利用していたのが、ベッドを部分的に上げ下げするためのコントローラー。単純なコントローラーでたった6つのボタンしかありませんが、これがなかなか使いにくいのです。

リモコンの写真

コントローラーを使う場面としては、検査のため水平に寝なければならない時、病気や傷の為に自由が利かない体を起こす補助として利用する時などです。そういった時、一旦コントローラーをじっと見て、どのボタンを押すべきか判断するという、些細ですが無駄な時間が発生していました。

そこで、その理由を考えてみました。

  • 全てひらがな表記のため、瞬間的には頭に入ってこない。
  • ボタンの形状が全て同じなので迷う。

こういった点から、いつまでも瞬間的に判断できなかったのだと思います。

改善すると効果の高い方法のひとつとして、ボタンの形状を「上げる」ボタンと「下げる」ボタンで変える(例えば、形状を「▲」「▼」とする)、といったことが考えられます。

ボタンの形状を変える事によって、視覚的に見分けがつけやすくなるだけでなく、手でさわる事でも判断が可能になり、使い勝手の向上を期待できます。

具合が悪い時には、簡単な動作でも苦痛に感じる場合があります。一番理想としては、寝たままで見なくても手探りのみで全て操作ができるような形にデザインできれば、体を自力で起こせないような患者さんにとっても更なる手助けになるのではないでしょうか。 

322. 1日停めて500円のコインパーキング?


駐車場の看板に記載されている「60分○○○円」「1日最大○○○円」という情報は、駐車場を選ぶとき重要なポイントになります。 お昼休みに会社近くを歩いていると、写真のような看板がありました。

看板の写真

まず目に飛び込んできた情報は「最大500円」でした。 安いなぁと思いましたが、一つ疑問が。「1日最大500円?」それとも「24:00~8:00に限って最大500円?」ということです。 確かめたくなり、後日、管理会社に問い合わせたところ、「24:00~8:00に限って最大500円」との事。とりあえず疑問は解決しましたが、どうもすっきりしません。 私が最初に受けた印象は、「1日最大500円」でした。看板を一瞥したとき、「3つの時間帯ひっくるめて最大500円」と見えたからです。 「最大500円」に注意が惹かれすぎたためか、上の3つの時間帯に関する情報を同列のものと捉えてしまい、「24:00~8:00に限り」をすぐに判断できなかったのかなと思います。 今回は歩いていたこともあり、ある程度考えながら看板を見ることができました。しかし、車に乗ってこれと同様の看板をチラ見しただけとしたら、「1日最大500円」と勘違いして、つい長時間利用していたと思います。

321. どっちが喫煙席??~飲食店の分煙表示


分煙/禁煙の考えが世間に広まったこともあり、客席での分煙を実施している飲食店が多くなりました。先日ご飯を食べにいったお店でも、喫煙席と禁煙席が分けられていたのですが、写真のようなガラスの表示をみて一瞬どこが喫煙席なのか迷ってしまいました。

ガラス上の喫煙席表示
説明図

〔喫煙席〕という表示が、向こう側のガラスで仕切られた空間[A]を指しているようにも見えますし、ちょうど下にある席を指しているようにも見えてしまいます。

そもそも、パーテーションで完全に仕切られているわけではないので、分煙化とは言えないのですが、せめて自信を持って一服できるよう、店内のレイアウトを考慮した表示にして欲しいですね。

※ちなみに、[B]が喫煙エリアでした。

320. シフトロック解除の仕方がわからない


車のライトを消し忘れて駐車していたため、バッテリーがあがってしまいました。友人の車にブースターケーブルをつないでバッテリーをチャージしてもらうために、駐車場の奥に停めていた自車を人力で移動しようとしました。しかし、シフトレバーが動きません。

「あれ…?」と悩んでいると一緒にいた友人が、シフトロック解除ボタンを押せばレバーが動くことを教えてくれました。しかし、私の車には肝心の解除ボタンが見当たりません。

シフトロック解除ボタンが見当たりません。それらしい蓋はあるのですが…
友人の車にはシフトロック解除ボタンが付いていました

シフトレバー付近にシフトロック解除のボタンが隠されていそうな蓋はあるのですが、開こうとしても硬くて開きません…。試行錯誤したのですが、蓋も開かず結局シフトロック解除の仕方がわからないので、自車を動かすことをあきらめました。最終的に、狭い駐車場の中で友人の車を無理矢理近づけてもらい、なんとかチャージすることができました。しかし、開けられなかった蓋がシフトロック解除に関係する蓋なのかもわからずじまいで、どうも腑に落ちません。

後々、説明書を見ると、その蓋にやわらかい布を当てた上で、ドライバーのようなもので蓋をこじ開け、中に鍵を差し込んでロックを解除することがわかりました。 友人の車とはずいぶん勝手が違い、開け方もわずらわしく思いました。

誤動作を防止するためのフェイルセーフか、もしくは盗難防止、美観のためなど理由は様々とは思いますが、いざという時にこれではちょっと考え物ですよね。

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