先日、名古屋に行ったときのことです。私は、新横浜駅から東海道新幹線に乗って名古屋駅に向かいました。1時間ちょっとたって名古屋駅につきました。その後、JR東海道本線に乗り換えて目的地に向かうという予定でした。

新幹線を降りてJR在来線に乗り換える時に利用する「自動改札」を通った時のことです。ここでは、新幹線の特急券が回収されて乗車券を受け取らなくてはなりません。私は新横浜駅から持っていた切符を改札に通してそのまま改札を出ました。しばらくして、同行していた友人Fに「切符は?」と聞かれると私と私の前に自動改札を通過した友人Tは「ないよ」といいました。よく考えてみると駅のホームにいるのに切符を持っていないのはおかしいなと思いました。そこで、先程通過した自動改札に戻って駅員さんに「切符を取り忘れたんですけど」と尋ねてみたところ「これですか」と100枚くらいの切符の束から見つけてもらいました。

改札に戻ったときに、その自動改札には機械の音声で「切符をお取り下さい」と流れているのに気がつきました。しかし、駅員さんが見せてくれた切符の束はおそらく私たちと同じような状況で届いた切符たちでしょう。この“ヒューマンエラー”を防止するには機械の音声はあまり役には立っていなかったということなのでしょうか?