写真は我が家のHDD/BDレコーダーが突然表示したお知らせダイアログです。「予約番組のシリーズ終了のお知らせ」というタイトルで「毎週予約で録画された番組名に[終]がありました。次回以降の番組名が変わり番組追従できないことがあります。新番組の予約に登録し直すことをおすすめします。」と書かれています。
つまり、毎週録画していた番組に最終回マークがついているので予約を取り消すなりしてね、ということです。改編期にはちょいちょい目にする画面です。そしてその度に思うのが、「対象の番組名も教えてくれよ!」ってことです。この後、普通は予約一覧画面に自分で移動して、その中から該当の番組を探して削除したり修正したりするわけですが、肝心の番組名がわからないので、予約した番組全ての中から自分で探さなければなりません。最初からダイアログの中に番組名も書いておいてくれればそんな手間はいらないはずです。もっといえばそこから直接当該予約の編集画面にとんでくれればなお良しです。
以下余談ですが、おそらく開発者自身もそれくらいは気付いていたんじゃないかと思いますし、実際表示すること自体はさほど難しくはないと思います。そこから直接該当予約に遷移することもちょっと頑張ればできたでしょう。では[終]がついてる番組が複数あったらどう表示したらいいでしょう?また遷移させるにはどちらかを選ぶ仕組みを作る必要があります。遷移して編集を終えたらどこに戻ってくれば良いのでしょう?などなど、いざ仕様を定義しようと思うとやることがたくさん出てきて、どこかで断念してしまったんじゃないかと思われます。100%完璧に機能しないならばつけない方がマシ、というのはメーカーがよくする判断です。たぶん大手であればあるほどその傾向が強い気がします。でもユーザは本当にそれを求めているのでしょうか?もちろん録画に失敗するようなリスクにつながる冒険は控えるべきだと思いますが、それ以外の部分の親切機能はもう少し緩い基準で踏み込んで、8割の人が便利になる、みたいなところを狙っていけるんじゃないでしょうかね?
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