先日ドライヤーを買い換えました。同居人がロングヘアーなのでそれを傷めずかつ素早く乾かせるよう最新型かつ最上位モデルにしました。アマツバメの翼の空気抵抗の少なさを応用したファンで、あまり温度を上げずに風量で乾かすというアプローチなんだそうです。
感心したのはそこではなく、スイッチ類の配置です。写真の指で握っている部分に電源と風量を兼ねたスライダースイッチがあり、それとは別に人差し指の位置にHOTとCOLDを切り替えるトグルスイッチ(押す度に動作が切り替わるスイッチ)がついています。そして更に親指の辺りに温度を切り替えるスライダースイッチその2が。
髪の毛は一定の温度以上に加熱されると痛みがヒドくなるので、適宜冷風を織り交ぜながら一定以下に保つ必要があるようなのですが、この機種はHOT/COLD切換がワンボタンでしかもいい位置にあるので、それがとてもやりやすいのです。髪に風を当てたまま冷温を自在に切り替えられます。この前に使っていたものはNationalの上位機種でしたがHOT->COLD->OFF->HOTというサイクリックスイッチだったので1ステップ余計でした。またもっと前に使っていたものは風量強、弱、冷風、オフのようにひとつのスライダーですべてのモードを賄うもので、位置もグリップ部分にあったのでいちど持ち直さないと切換は不可能でした。こうしたスイッチを多く使うレイアウトはコストに直結するので上位機種ならではだと思いますが、これだけでも奮発した甲斐があったなと思っています。
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