ホームパーティを行ったときのことです。解散間際、スーパーで買ってきた食べ物や飲み物を公平にワリカンしよう、というそのとき。
「よし、じゃあオレが計算してしんぜよう!」
いつも他人任せの彼が、携帯電話を取り出し電卓機能で計算し始めたのです。
「めずらしいこともあるもんだ。」
みんな不思議に思いましたが、その謎はすぐに解明されました。いつの間にか機種変更していた彼の携帯電話には、とても便利な機能があったのです。
待ち受け画面から電卓機能で計算を始めるまでのステップは、以下のとおりです。
1.待ち受け画面で数字を打つ
・画面にショートカットキーの案内が表示される
ショートカットの案内 |
2.♪マークの付いているボタン(マルチメディアボタン)を押す
・画面は電卓に早変わり!打ち込んだ数字も入力済み
準備完了です |
“メニュー画面を表示し、ツールを選び、電卓を選ぶ”という一般的な方法よりも、少ないステップであっという間に電卓を呼び出すことができます。この機能、新しいものではないのですが、今後も残って欲しい素敵な機能です。
最近では、“よく使うショートカットを待ち受け画面に置いておける”という端末も、多く出ています。確かに、「自分好みに便利に使いこなしたい!」という積極的なユーザにはピッタリですね。しかし、簡単かつ最低限の操作しか覚えようとしない彼のようなユーザにとっては、写真のようなショートカット案内の方が機能自体の存在にも気づきやすく、使い方を学習しやすいのではないでしょうか。
“数字入力”という最も基本的な操作によって表示される、ショートカットキー案内。誰もが自然とショートカットを使えるようになれる、おみごとな機能です。
【補足】
電卓機能が割り当てられているショートカットボタンは、機種によって若干異なるようです。友人の持っている機種(SoftBankの816SH)では、ディスプレイ近くの探しやすいボタンに割り当てられていました。
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